無残

8月24日、金曜日。

7時台に目が覚めて、さすがに早過ぎるかと二度寝したら次に目が覚めたらなんと11時52分。二度寝って四時間もするものなのか?

今日は台風の影響なのか、昨日ほどの暑さではなかった。ところが何がどうしたのか、尋常じゃなく疲れていた。それもいつまで経っても回復せず、時間が経つに連れてますます疲弊するという。母のところから帰宅した夕方ごろにはあまりにも疲れてもうどうにもならなくなっていた。これでは椅子に座って鹿島の試合を見ることすら無理なんじゃないだろうかと思うくらいに。とにかく座っていても疲れるのでソファに横になってタブレットでYouTubeを見たり。なんとかかんとか立ち上がって椅子に座って鹿島対磐田の試合を見るが、試合終了間際に安西がボックス内でハンドを取られてPKを決められて1-1の同点に追いつかれ、さらに脱力。なんていうか、精魂尽き果てた感じに。一体全体、ここまで疲れるというのはどうしたことなのだろう? 考えられるとすれば昨夜のアレぐらいだが、いくらなんでもそんなことでこんなに瀕死みたいな状態になるだろうか。これではまるで昔でいうところの肺病病みみたいで、何をする体力もないただの病人という感じだ。晩年の父がたまに死ぬほどだるいと言って救急車で運ばれて点滴を受けたりしていたが、今の自分もそれに近いのだろうか、などと考える。いずれにせよ、自分でも一体何にそんなに疲れているのかまったく分からない。ただただ疲れている。それだけ。

今日とてもやりきれなかったのは、母のところに行ったときにちょうどテレビがついていたので、何を見ていたのか訊いたついでに、何か見たいもの、面白いと思うものはないのかと訊ねたら何もないという答えが返ってきたことだ。母は食べたいものも、欲しいものも何もないという。それはとても無残なことのように思えるのだった。

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