No Words, No Future

7月19日、木曜日→7月20日、金曜日。

とにかく暑いのだが、来週はもっと暑くなるようだから毎日そんなことを言っていられない。

今日もまた悪夢を見て目が覚める。9時半に一度目が覚めたもののまた夢の中に戻って11時8分起床。今日の夢は悪夢とはいっても、帰路のバスを途中で降りてしまい走ってバスを追いかけるというその程度の悪夢。もしかしたら人生もまたその程度の悪夢なのかもしれない。夢の中でぐらい夢を見たいのだが。

日中は相場のトレード。途中眠くて気絶少々。夕方、前々から気になっていた家の北側の塀からはみ出しているムクゲの枝を剪定。まあそれを言ったら家中の周囲が皆塀から木がはみ出しているわけだが、とりあえず裏の家の人に迷惑になりそうなところだけ。たかだか15分ほどの作業だが情けないことにこれですっかりへばってしまった。

これは例によって19日木曜日の日記なのだけれど、先ほど日付が変わって僕は59歳になってしまった。なんていうか、この歳になると誕生日というのは確かにめでたい。またひとつ生き延びたという意味で。ちょうど煙草を吸いながら日付が変わるのを見ていたわけだが、年が明けるときと同様、ひとつ歳を取ったからといって何がどう変わるというものでもなかった。当たり前だけれど。世界は何も変わらない。それにただ僕だけが歳を取っているわけではない。世界中の人皆が一様にちょっとずつちょっとずつ歳を取っているのだ。それが人生というものであり、その一方向のベクトルに動くのが時間というわけだ。だからけして後戻りはしない。残念なことに。いずれにしろ、この一年の間にも僕は確実に老けているのだろう。だがしかし、皮肉なことにだからこそまだ未来というものがあるのだ。それをただひたすら感謝すべきなのだろう。

ところで、自分で自分に買った誕生日のプレゼントは、どうやらケースだけが先に届くようだ。中身は果たしていつ届くのか。

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