チャーハン

6月2日、土曜日。

久しぶりに夕飯にチャーハンを作った。実のところ、最近は料理が面倒で仕方がない。味噌汁ひとつ作るのも面倒に思えるくらいだ。流しの脇に、以前買って一袋使ったトムヤムクン風チャーハンの素があり、まだ2袋残っているのでまた作らなきゃなとは常々思っていたものの、前述のように作るのが途轍もなく面倒に思えてずっとそのままになっていた。この間卵を買ったばかりなので、なんとなく今日はチャーハンを作ろうと思い立ってはみたものの、自分の中に無限に湧いてくる「めんどくさい」という意思と必死に闘う羽目になり、これはもう作るしかないところまで自分を追い詰めなければならないと、先に卵を2つ割って溶き卵にした。もうこれで引っ込みはつかないのだ、もう作るしかないのだという、まるで人類最初に原爆を作った科学者のような心持ちで。

まあいつものことながら、味噌汁にしてもチャーハンにしても、実際に作り始めるとたいした手間ではないしそれほど騒ぐほどのものではないのだけれど、どうしてこう作る前というのはそれが異様なまでに面倒に思えるのだろうか。最近は下手すると米を仕掛けるのすら面倒に思えるからどうしようもない。ああ、ご飯を食べるには米を研がなければならないのか、みたいな。そういうこともあって、5月は珍しく、実に珍しく二度も外食(両方とも蕎麦だが)をしてしまったし、スーパーから弁当を買ってくる回数も増えた。

それで夕方米を研いで仕掛けながらふと思ったのだが、目の見えない人はどうやって米の水加減を計るのだろうかと思った。まったくもって答えが見つからないのだが、それはそれで知らなくていいことなのかもしれない。実際、僕が知らないことなどこの世の中に数限りなくあるのだ。当たり前だが。

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昨日ほどではないが、今日も体調が悪かった。起きたのは11時40分だが、昨日ほとんど病人状態だったことを考えると仕方のないことに思えた。昼ごろ、多少ましなような気がしたので業務に行ったがやはり無理できず早々に帰宅。帰宅後の夕方、案の定体調が悪くなったので1時間ほど横になったが眠れなかった。ひとまず、しばらくは胃酸を抑えるネキシウムを飲み続けることにする。

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