驚異の世界

2月25日、日曜日。

日曜日なので油断したというかなんというか、朝9時に目が覚めたものの、日曜日だからまだいいかと二度寝したら夢を見て結局起きたのは11時20分。いくら日曜日とは言ってもこれは酷過ぎる。朝食を食べていると弟から電話があり、隣町まで来たのであと15分ぐらいで着くという。パジャマで出迎えるのはあんまりだなと、食後の一服をしてから慌てて(なら何故一服するのか?という疑問は残るが)書斎で着替えていると弟と弟の長男(つまり甥っ子)が到着。ようやくズボンを穿いた頃合だった。

ようやっと着替えて台所で3人で話をしていると、なにやら弟の長男が大事な話があるという。何かと思ったら、なんと結婚するというのである。これには「ええーっ?」と腰が抜けるほど驚いた。なんつーか、もう27歳だから不思議でもないのか。それにしても弟の長男と会うのは4年振り、その前に会ったのは仙台のバンドの仕事で弟のところに寄ったときで、彼はまだ小学生になるかならないかぐらいだった。つまり大人になるまで20年ぐらいのブランクがあったので、その20年を一気に飛び越えて結婚みたいな気がしてなんだか狐につままれているようだった。そういえばなんだな、学生時代から付き合って同級生同士で結婚した奴らは早かったななどと思う。自分が結婚したのが50過ぎてからだから遅過ぎるのである。結婚式は11月に仙台で挙げるという話。ちなみに弟の長男はメガバンクの銀行員で今は盛岡で一人暮らし中。それにしても浦島太郎的な驚きがあった。

弟たちが母のところに面会に行くために出ると、こちらの予定は1時キックオフの清水対鹿島の試合。ああこっちはようやっと開幕なのだなという、時間の流れ方が奇妙にずれてる感じがしないでもない。で、結果はスコアレスドロー。なんていうか、鹿島のように常勝軍団と言われているチームを応援していると、勝たないとストレスがある。負けてなくても引き分けでは駄目。何しろ昨シーズン最後に引き分けが2試合続いた結果優勝を逃したのだから。だから気分的には3試合連続で引き分けで勝てなかったという気分。とにかくレオシルバが酷かった。彼を使っている限り優勝できないんじゃないかってぐらい。一方でGKのクォン・スンテはACLに続いてまたもやPKを止め、試合を通じて凄い安定感だった。まったくスンテのお蔭で引き分けたという感じ。ああだがもやもやする。もしかして今日の靴下が青だから引き分けたのだろうかなどと、ある種のゲン担ぎ的妄想が湧いてくる。

その後磐田対川崎の試合を見ると、今年に入って公式戦3連敗していた川崎が0-3とやたらと強い。これもまたストレス。そんなわけで甥っ子の結婚話で驚いた後はサッカーでもやもや。その後もC大阪対横浜FM(1-1)などを見ていたため、夕飯を作るのが面倒になりスーパーに買い物に行って弁当を買う。で、たまげたことにキャベツ1個が先日と同じようにまた600円になっていた。一体全体、何をどうすればキャベツ1個が600円になるのか?

とか書いているとみしみしっという感じで少し揺れ、ツイッターのTLを確認するとやっぱり地震だった。

夕食後はアマゾンのプライムビデオでドラマ版「FARGO」シーズン2の続きを見る。むやみやたらと面白い。8時からはDAZNで柴崎先発のヘタフェの試合も、トップ下に入った柴崎にはほとんどボールが回って来ず、なんか嫌な予感がしたら案の定前半だけで交代。その、最近の柴崎なのだが、今日の試合前にファジルに話しかけられてもうつむいて憂鬱そうな顔をするだけと、やはりメンタル的にどこか内向的な印象を受けてしまう。技術的な巧さだけを見たら今の日本で中村俊輔と小野伸二の次に巧いんじゃないかと思っているぐらいなのだが、どうもそれをなかなか発揮できないもどかしさが今日はあった。一度あったゴール前でのチャンスでもシュートを打たないなど、消極的に見えてしまう。柴崎のよさのひとつは決定力だと思うのだが、なかなか自力でそれを発揮することができない。柴崎みたいな選手は尋常じゃないくらい自信満々にプレーしてちょうどバランスが取れるんじゃないかと。現状はボールが来ないところを見るとそれがチーム内での信頼度なのではないか。もったいない。

それから10時半キックオフの森岡先発のアンデルレヒトの試合を見る。すると、前半から森岡が移籍後初ゴールを決め、それからPKをゲット、これは移籍最初の試合でPKを外しているので自分では蹴らなかったが久々にらしさが出た。ところが後半になって4-0とリードして楽勝ムードが漂うと精彩を欠き、なんでもないバックパスが弱くてボールを取られたり。と思っていると立て続けに3点を取られて4-3という洒落にならないスコアになった。相手は13位のチームなのに。にわかに雲行きが怪しくなってアンデルレヒトはバタバタ。という最終盤で相手GKが出てきたところをかわした森岡が無人のゴールに叩き込んで試合を決める5点目、つまり本日2ゴール目を決めて試合終了。結果だけ見れば森岡にとっては素晴らしい結果に。だが前述のように余計なミスも散見されるので、その辺をなくしていきたい。

とまあ、そんな一日でしたとさ。

カテゴリー: 未分類 パーマリンク