その瞬間

2月24日、土曜日。

今日はなんといってもリアルタイムで見ていたカーリング女子の銅メダル、3位決定戦での勝利。もちろんスケートの高木菜那の金メダルも凄いのだがインパクトはリアルタイムで見ていた方にある。イギリスの最後の一投でちょろっと日本のストーンがど真ん中に動いた瞬間、もう何回見ても「うわっ」という声が出てしまう。今回のオリンピックを見ていて、もちろん僕が見た限りのことだが、もっとも残酷な瞬間にも見えた。本当にあの瞬間で勝者と敗者に分かれた。圧巻とはまさにこのことで、リアルタイムで見ていたときに漏れたのは「うわっ」ではなくてむしろ「えっ?」の方で、要するに思わず息を飲んだ。その後の喜びの爆発は、それまでの張りつめた緊張感とあまりにも落差があって、その感情の振れ幅が半端じゃなかった。なんか凄いものを見たという、凄い瞬間に立ち会ったという感覚。

で、今日試合開始から中継を見て分かったのは、要するにこれまで僕はカーリングのルールというものをよく分かっていなかったということ。前回日本は消極的で攻めていないように見えた、ストーンのスピードが遅いだのなんだのと書いたが、後攻を取るために相手に1点を取らせるというようなカーリング特有の戦術を全然分かっていなかったということが判明。で、そういうことが分かった上で見ていると、今日の試合は物凄い緊張感の連続だった。いやあ、カーリング無茶苦茶面白いじゃん、という。

今日は午後はひたすらJリーグの試合を見れるだけ見続け、結果的に一日中ひたすらスポーツだけ見ていたことになる。ちなみにトイレの洗面台の掃除と玄関と廊下と台所に掃除機をかけたのと、あともうひとつ家事をやったのだがそのもうひとつがなんだったか、どうしても思い出せない。トイレの掃除をやった直後にツイートしようと思ったのだが、そんなことを呟く必要もないかなとやめたら忘れてしまった。一体何をやったんだろう? とにかく、もうひとつ何かはやったのだ。

朝起きてみると外は雪が降りしきっていた。と書くといかにも朝起きたように見えるが、実際のところは10時36分にガスの集金が来てドアチャイムの音で叩き起こされた。もしそうじゃなかったら夢が佳境だったのでまだ延々と寝ていたと思う。雪は昼過ぎまで降っていて、この調子だと夕方には雪かきしなければならないかも、と思っていたのだが、午後になって気がつくと日が差していて、夕方にはすっかり晴れていた。

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