退廃

2月3日、土曜日。

いくらなんでもこれは酷い、と起きて時間を見て思った。もちろん寝過ぎで頭ががんがんに痛い。ここ最近は明け方に寒くて何度も目が覚めるということが続いていたのだが、目が覚めないと何故11時になるのか。まったくもって訳が分からない。もちろん今日は土曜日だし、たまたま天気がよくて雪も降らず、雪かきもしなくて済んだが、だからといってここまで阿呆のように寝ていいという法はない。

当たり前だが、朝食を食べていると昼になる。いくら何の予定もない土曜日だとはいえ、あたら時間を、つまり人生を無駄にしたという尋常ならざる焦りがある。あと2時間早く目が覚めていたらあれもできていたしこれもできていた、いや実際にできたかどうかは別としてもできる可能性はあった。しかしながら、意識がないことにはどうにもならないのである。まったくもって、自分のことながら噴飯ものというしかない。

さらに情けないことに、朝食後になんとなく過ぎてしまった昼過ぎに、結局は業務に行ってしまったのである。先ほどの、あれもできていたしこれもできていたという、「あれ」と「これ」はどうしたのか。いや本当に、情けないことこの上ない。たまたま業務も負けはしなかったからよかったようなものの。しかしながら時短で2度も引き戻す、しかも2度目は保留1個目で引き戻すという普通に考えれば驚天動地のツキのようでいて、その癖65%が引けずなんとかプラスになっただけという情けない結果に。あまりにも頭痛が酷いので途中で頭痛薬を飲む。

3時過ぎに帰宅後、驚くべきことに昼寝しようかという考えが一瞬頭をよぎる。寝過ぎて頭痛がして頭痛薬を飲んでいるのにもかかわらずである。まさに性根の退廃も極まれり、という感じだが、実際のところ台所でDAZNで昨夜のブンデスリーガの試合を見逃し配信で見ていたのだが眠くてテーブルに突っ伏してうとうとしてしまったのである。もうこれは本当に人間失格というしかない。

うたた寝からはっと目が覚めて、朝食用のパンが切れそうなのでスーパーに買い物に行く。明日の父の命日用の花も買う。夕食後の夜は、どうしようかなーとしばし悩んだものの、結局「JIN -仁ー」の完結編を見始めてしまう。昨日しばらく間を置こうと書いたばかりなのに。そもそも、完結編の方はあまり泣けないことも十分にわかっている。ともあれ、気がつくと3話まで見てしまった。

予報によると明日は雪が降るかもということらしいが、明日は何はともあれ父の命日、寺には行こう。雪で墓参りはできないが。問題は日曜日だがアラームをかけるべきか否かだが……。いやまったく情けないことこの上ない。人間は果たしてどこまで堕落するのであろうか。

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