痛み

1月31日、水曜日。

とにかく朝起きたときの捻挫の痛みは凄かった。仏壇を拝もうとしても激痛で正座ができない。これはちょっといくらなんでも酷いな、ということで、医者に行くことも考える。まずは捻挫でググって、それからこの町の整形外科をググる。接骨医があるのは知っていたが世の中で接骨医ほど信用できないものはない。試しに整形外科に電話してみて、捻挫は整形外科でいいんですか?と訊ねてみた。どうやらいいらしい。だがなんとなく決心がつかず。

昼過ぎまで少々相場のトレード。昼食はなんとなく蕎麦を茹でてみた。

昼食後、指値を置いてから、医者に立ち寄ってもいいように読みかけの本と読書用の眼鏡をバッグに入れて、足を引き摺りながらひとまず業務に行ってみる。先ほどの電話によると、どっちにしても医者は3時から6時までということらしかった。今日は雪が降っていた。このところあまり降らなかったがそれでも全然雪は融けておらず、道路は雪が固まってガタガタだ。特にさしたるモチベーションがあって行ったわけでもなかった業務だが、単発を引いたあと思いがけず12連するという妙な健闘を見せた。なのでそこまでやる予定ではなかったのだが終わると4時半近かった。このころには左足首の捻挫の痛みは痛いことは痛いがそれほど気にならなくなってきていて、結局医者に寄らずに帰宅してしまった。

帰宅後寒かったので昼寝。寒いので昼寝をするということになると、それこそ冬はまるごと冬眠しなければならないが。

結局指値は成立するどころかまったくかすりもしなかったので、夜の相場に対するモチベーション落ちる。一応夜の経済指標は気になるが、ちょうどその時間帯にドラマ「anone」があるのでそっちを見たい。そんなわけで一応指値を残したままドラマを見る。前々から気になっていたのだが、台所のテレビ(ソニーの21型ぐらい?)はとにかくスピーカーがあまりにも酷くて音が聞き取りにくい。なので、音量をまるで耳の遠い人のように馬鹿みたいに上げる羽目になる。「anone」はそれなりに面白いドラマであるとは思うのだが、なんか気持ちがよくない。ちょっとずつちょっとずつ、ネガティブなところに落とされている気がする。もちろん気を持たせるのが連続ドラマを続けて見せるコツではあると思うのだが、もうちょっと気持ちのよさが欲しい。

などと思いながらドラマを見終わったころ、風呂に入ろうとしてふと気づくと、朝あれだけ痛かった左足首の捻挫がほとんど気にならなくなっていた。というわけで、結果的には医者に行かなくて正解だったか。

それはそれとして明日は県立中央病院でCT検査の日。夜に買い物に出たときも道は雪でガタガタでハンドルを取られて結構怖かったから、検査自体は1時だけれど少し早めに出なければならないだろう。というか、雪がずっと降りしきっていたし、明日の朝除雪車が入ると雪かきしないとまず車を出すことすらできないだろう。ともあれ、捻挫が治ったのはよかった。と思うことにしよう。

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