ミッドナイト・イン・パリ

1月1日、月曜日。

何故か9時22分という比較的まともな時間に起床。先週の予報では確か元日は雪だったような気がするが、雪は降らなかった。起きてみると年賀状が届いていた。それも予想外に多く。何しろ年賀状は2枚しか書いてない。チェックすると返事を出さなければならないのが4枚。後は母宛て。一枚、5年前に亡くなった父宛てのものもある。いずれにせよ年賀はがきを買いに行かなければならないし、寺に御年始を持って行かなければならない。寺には毎年午前中に行くのだが、今年は10時から祈祷会をやるということだし、11時過ぎに寺の前まで来たら駐車場が一杯だったので諦めた。で、そのまま業務に行った。元日から業務。しかし、天皇杯決勝のキックオフまで、他にすることが思いつかなかった。

すると、案の定比較的ツイていた。最初に引いたのはカスだが時短で引き戻して9連、その後5連。2万発を超えたところで帰途に就く。帰りがけにコンビニに寄って年賀はがきを5枚、普通のはがきを一枚買ったが、年賀はがきよりも普通のはがきの方が10円高いということを知らなかった。それから寺に寄る。途中の道すがら、この町に一軒しかない本屋が閉店して貸店舗になっていて驚く。午後なので寺では玄関先で御年始(3000円)を渡しただけ。

帰宅後、ちょうどキックオフになった天皇杯決勝、セレッソ大阪対横浜Fマリノスの試合を茶の間のコタツに入って見始めたのだが、コタツで観戦というのはきつい。横浜が先制したところは見届けたのだが途中で眠くなって寝てしまい、目が覚めると前半が終わっていた。なので、コタツで見るのは断念して後半は台所で見る。延長戦の結果、セレッソが2-1で勝って優勝。だがどっちでもいい。

夕方、買ってきた年賀はがきにネット上で拾ったデザインを印刷して、宛名書きもワードでやろうとするが久しぶりなのでてこずる。それに、普段月に一度クレジットカードの明細をプリントする程度なのに何故かシアンとマゼンタのインクが切れて交換。納得いかない。

印刷にてこずっているうちに母のところに行くのが遅れた。一枚だけ、母の友人への年賀状を印刷して、宛名は僕が書き、母に名前とあいさつだけ書いてもらう。で、帰りがけにポストに投函。

夜はアマゾンのプライムビデオでまずアリエル・ヴロメン監督「THE ICEMAN 氷の処刑人」を見た。まあタイトルから分かるように実在した殺し屋、ククリンスキーが逮捕されるまでを描いた映画だが、正直後味が悪く、元日に見るような映画ではなかった。まあ殺し屋の映画だから。それで口直しに久しぶりにウディ・アレン監督の映画を見た。「ミッドナイト・イン・パリ」。

それはともかく、毎年悩むのが初夢がいつの夢かということだ。元日なのか二日なのか。そもそももう日付の上では二日になっているから、昨夜の夢が元日の夢になるのだろうか。とすると、こういう夢だ。

初夢にはいくつかの説があって、元日でも二日でもよさそうだが、僕の夢の傾向からして道に迷う夢を見る確率が非常に高い。ウディ・アレンの映画の主人公はパリで道に迷ってロマンチックな時代にタイムスリップしてロマンチックなハッピーエンドになるが、果たして自分はどうなのか。無駄かもしれないが例年のように宝船(実は帆掛け船)を折って枕の下に置くとするか。つまり、そういうところだけはロマンチックなのだ。

しかしなんだろうな、道に迷う夢をむしろ見たいと思うとは。

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