アイム ソーリー、ママ

12月29日、金曜日。

今週に入って連日一度目が覚めてから二度寝して起きているので、確かに夢を見ていたのに起きるころには曖昧になってほとんど忘れてしまう。今日もその例にもれず、10時10分起床。驚いたことに午前中は日が差していてほとんど晴れており、雪は降っていなかった。それどころかむしろ玄関先は融けていた。なので、雪かきもやり残していた車庫前の一部だけ。

朝食後の珈琲を飲んで一服していると、アマゾンから新しいスマホが届いた。確かにお急ぎ便だったけれど、この大雪の中、一昨日の夜注文して今日の午前中に届くとは。開けてみるととにかくデカいのでこれまた驚いた。しかし考えてみるとこれまで使っていたのが5年前に買ったiPhoneの4S、要するに5年の間に自分が時代遅れになっていたことに気づく。1時間ほどかけてWiFiの設定を済ませる。指紋認証の登録も無事完了。とにかく動作が速い。サクサク動く。指紋認証も瞬時に反応するし。CPUがCORE i3のノートパソコンよりスマホの方がずっと速いというのは。これはつまり今まで使っていたiPhoneがいかに遅かったかということでもあるのだが、まさに自分が時代に乗り遅れていた感。一日あれこれと触っていて、結局夜になるころには最初は新しいスマホをとんでもなくデカいと思ったのに、これまで使っていたiPhone4sがとんでもなく小さいと思うようになった。


今日届いた新しいスマホ。25000円也の中国製androidだが動作はめっちゃ速い。10万とか出してiPhoneを買う人の気が知れない。

前述のように昼頃までは日が差していたものの、結局は午後から雪。新しいスマホをあれこれいじっているうちに出かけそびれたので、静観しようと思っていた相場も今年最後の今日、午後になってちょっとユーロドルをロング(買い)してみた。しかしながらさすがに年をまたいでポジションを持つ勇気はなく、5時過ぎに利確。ところがまったくもって案の定というか、その後50ピップス以上も上がったのだった。唖然。ポジション3つ持ってたから150ピップス取れたのに……とか言いたくなるが、なんていうかまさしく今年のトレードを象徴しているように思えた。

午前中晴れて雪が融けかかっていたとかいうものの、6時半に母のところに向かうころには道路は圧雪路ががんがんに凍っており、ガタガタで危ないことこの上ない。実際のところ、夜中になってから年賀状を2枚ばかり書いて深夜0時過ぎにポストに出しに行ったのだが、道はがっちがちに凍っていて既に根雪状態で、これでは除雪車が入ってもどうにもならないだろうと思った。

そんなわけで桐野夏生「アイム ソーリー、ママ」読了。

まあ最初から飛ばし過ぎというかやり過ぎなのは明白で、登場人物の苗字に狐とか猿とか牛とかが登場するところをみると意図的にある種の寓話としてデフォルメしていたのかもしれない。それにしても悪ノリし過ぎだろうという感じは否めなかったけれど。小説とはいえいくらなんでも変な人物が出過ぎ。まともな奴は一人もいないのかという感じがするのは、主人公を怪物として描くのにはかえってマイナスになると思うのだが。

ともあれ、今年も残すところあと二日、大掃除は無理としても片づけぐらいはしなきゃならないだろうな。それと毎年年末にfragmentsに書いているその年の総括も今年はどうしようか。

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