風雅 きみの味

10月27日、金曜日。

今週の流れから行くと今日の日記のタイトルは「Friday」になると思った人もいると思うが、当初はその予定だった。……

朝目が覚めた瞬間に風邪をひいていることがわかった。布団の中で軽いくしゃみをした。とうとう風邪をひいてしまった。朝からとにかく身体がだるいし頭がぼうっとするし熱っぽい。日中二度熱を計っても熱がなかったところをみると、風邪気味というべきなのだろう。しかしそのたかが風邪気味というだけで結構しんどい。昼頃には気分が悪くなってきてギブアップ、昼食を摂る前に布団に潜り込んで1時間ほど気絶した。何も出来る気がしないし、本来なら体調の悪いときはトレードしないというのがルールなのだが、かといって何かを楽しめる気もまったくせず、しょうがないので午後に少々相場のトレード。さわり程度。とにかく日中は気分が悪く熱っぽく(かといって熱はないのだが)、これは今日は母のところに行くのも風呂に入るのも無理だなと思った。体調が悪いといえば、昨夜は結局下剤を飲まなかった。なんでかというと昨夜は寝る直前まで下痢をしていたので、下痢なのに下剤を飲むのはおかしいよな、と思ったからなのだった。ところがそうすると一夜明けた今日は何度かトイレでしゃがんだものの、とうとう今に至るまで1gも出ないのである。唖然。

風邪でふらふらなので、今日はメシを作る気にもなれず夕飯は弁当でも買ってこようとスーパーに買い物に行った。

で、夕方になると少しましになってきたというのと、同じく一昨日から風邪気味で寝込んでいる母が気になって、結局ちょっとだけ顔を見て来ようといつもの時間に母のところに行った。すると、母の枕元に洗面器が置いてあったので吐いたのかとびっくりした。母に訊ねると吐き気がしたので洗面器を置いてもらったが吐いてはいないということ。昨日はほとんど口を利かずに寝ていた母だが、今日は比較的よく喋った。で、手帳に書いておきたいと言ってわりと元気に身体を起こした。で、手帳を渡すと、母は「風邪気味で気持ち悪い」と今日のところに書こうとして間違えて「風雅 きみの味」と書いたのである。自分で書いたものを見て母は「ふうが、きみのあじ」と読んで「なんだこれ?」と破顔一笑した。それで今日は「風雅 きみの味」なのである。

帰宅後買ってきた弁当で夕食。夜になってまた熱っぽくなる。しかしなんで風邪をひいたのだろうか。どうも思い当たる節がなく、考えられるのは昨夜暖房をつけないで書斎でPCに少々向かっていたことぐらいだ。あとは今の時期にしては羽毛布団と綿毛布という組み合わせが少々軽過ぎることぐらいか。なので、昼寝したときはさらにタオルケットを追加した。

結局風呂には入ってしまった。髪は洗わなかったけど。今のところはまだ風邪「気味」なので、一晩寝て治るといいのだけれど。それと、今晩は下剤を飲まないと。しかし下剤を飲まないとまったく出ないというのは一体どういうことだ?

カテゴリー: 未分類 パーマリンク