ハイチ

10月10日、火曜日。

親善試合、日本 3-3 ハイチ。

コリン・ウィルソンの著書によると、ハイチはゾンビ伝説発祥の地である。それはともかくとして、ハイチで分かっていることはFIFAランキングが48位ということぐらいで、試合が始まるまではどんなサッカーをするのか皆目想像がつかなかった。で、試合が始まってみるといかにも急造チームで特に守備がお粗末、早々に日本が倉田と杉本のゴールで2点リードする。が、お粗末なのは日本の守備もそうだった。えっという感じでゴール前に誰もいなくて1点返され、2-1で前半終了。だがここまではまだよかった。問題は後半。後半開始から小林祐希に代えて井手口、長友に代えて車屋投入。正直言って前半から日本の攻撃が上手く行ってる感はあまりなかったが、ここからさらに泥沼のようにどうにもならなくなる。業を煮やして香川とか大迫を投入するものの、気がつくと2点取られて2-3と逆転されてしまう。唖然。とにかく日本は攻守が噛み合っていない。終了間際に酒井高徳のシュートがゴール前に寝転がっていた香川に当たってなんとか同点ゴールで引き分けになったものの、とにかくお粗末としかいいようのない試合だった。今の日本はザックジャパンのときとまるで逆、つまりポゼッションをした状態で攻め切ることが出来ない。前回のニュージーランド戦から先発を9人替えたのも結果的には無謀、で、試合展開的にフィールドプレーヤーでは植田ただ一人が出場出来ず、これでは植田をセンターバックで試す機会を逸したことになる。ゴールこそ決めたものの、杉本のワントップは無理。大迫トップ、長谷部アンカーという組み合わせと杉本トップ、遠藤航アンカーという組み合わせでは雲泥の差があり、正直言って杉本も遠藤航もゲームを作れず代表レベルにはない。相変わらず代表での香川は球離れが悪く周囲との連係もいまいちで決定的な仕事が出来ず、したがって流れを変えることが出来ない(ま、結果的に3点目は香川のゴールにはなったが)。今日のハイチが相手であったら、チンチンにして当然だった。何がどういうわけなのかいまひとつ分からないが、今日の日本代表は攻守の切り替えも遅く、コレクティブな守備も攻撃も出来ていなかった。なんつーか、トッティが全盛でカフーとかいたときのローマみたいに、攻撃のときは全員がだあーっと上がっていくような迫力がどこにもない。たぶんこれでは相手も怖くない。実際、時間を重ねるに連れてハイチも日本のプレースピードに慣れていった。っつーか、日本のプレースピード自体がなんかちぐはぐしていた。今日の試合を見た後に、次がブラジルとベルギーかよ、という、一体ハリルホジッチは何をどうするんだろうと。今のままでブラジルとベルギーとやったらとんでもないスコアで負けるだろう。

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という具合に、日本代表があまりにも情けない試合をしたので今日という一日の尻すぼみ感は凄いが、そうじゃなくても今日は最初から気勢が上がらなかった。とにかく昨日がとんでもなく尋常じゃなく疲れていたので、それに比べると朝起きたときは多少はまし、という程度。

簡単にいうと睡眠時間はそれなりに取れたので眠気はなかったものの、疲れ自体はなんとなくまだ残っていた。で、相場的には起きるタイミングが遅過ぎて売りそびれ。上手く行かないものである。しょうがないので指値だけ置いて、昼前から業務に行ってみる。気のせいか先日のネタが多少マシになった気がしたが、それは気のせいだった。それでもツキだけで今日も不当な時給を得たのでさっさと撤収して帰宅したものの、いまだ相場は入るタイミングがなくまたしても昼寝。なんでこう毎日昼寝ばかりしているのであろうか。夕方から少々相場のトレードも、ほとんど何もやっていないのと同じ。結局、夜の試合後にドル円が下落したので遅ればせながらちまちまとスキャル。

しかしそれにしても今日植田を使わなったのは納得いかないな、いまだに。

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