それは相対的には理屈にかなっている

3月27日、月曜日。

昨日はさすがにいつもより少々早く寝た。そのせいなのか、朝6時半に一度目が覚めてトイレに行った。わりとすっきりと目が覚めたのだけれど、いくらなんでも早過ぎると思って二度寝して8時46分起床。昨日の暴力的なまでの疲労感は今日になってかなりマシになった。

以前も書いたことがあるけれど、朝起きた時間を手帳に書き込むので、目が覚めるとまず時刻を記憶して、それを台所に行って手帳に書くまで覚えておく必要がある。大概の場合、そのせいで夢の内容をすっかり忘れてしまうことが多いのだけれど、たまにかなり鮮明に覚えているときがある。それは夢の内容がどうこうというよりも、その日によってということみたいだ。それで、今日は夢を覚えている日だった。不思議なことに最初に目が覚めるまで見ていた夢と、二度寝してから見た夢の両方を覚えていた。

ここでは六本木と書いてあるが、これはいつも夢に出てくる六本木とも渋谷ともつかない街。勾配があって高低差があり、そういう点ではどこか麻布辺りのような感じもするし、かと思うと地方都市のようだったり。そして街の雰囲気自体も今のようだったり昭和のようだったりする。なんで荻野目洋子が出てきたのかというと、たぶん昔「六本木純情派」という曲をレコーディングしたときに会ったからだと思う。そこそこヒットした。正直言って荻野目はむすっとして感じ悪かった。メディアが取材に来た途端に作り笑いを浮かべたので余計印象がよくない。

日中はちまちまと相場。午後になって相場のチャートを見ているうちに眠くなり、今日も小一時間ばかり昼寝してしまった。相場があまり動かないから眠くなるのだけれど、大きく動くときは意識がない。まあなんというか、それは相対的には理屈にかなっている。

冒頭にも書いたように、今日は座っているだけで疲れるとか、背中や腰が痛いだのへったくれだのということはなかった。そこから察するに、どうやら絶望的に体力がないというわけではなさそうだ。もしかしたら昨日は風邪気味だったのかもしれない。

ところで、とっくにお気づきだと思うが、数日前から日記のタイトルが長くなっている。これは単純に文中から引用しているからで、今読んでいる村上春樹の「騎士団長殺し」で章題を章中の文章から抜き出しているのをそっくりそのまま真似している。「騎士団長殺し」自体はまだ第1部の途中で果たして面白いかどうかはともかく、この文中から抜き出してタイトルにするのはいいアイディアだと思った。何しろタイトルを考えなくて済む。今まではまずタイトルを書いてから日記を書いていたので、日記を書く以前にタイトルが思いつかなくて5分10分煮詰まるということがよくあった。そこで苦肉の策として考えたのがそのときに聴いている曲名を日記のタイトルにするという作戦なのだが、如何せんこの場合は日記の内容とまるでリンクしないという欠点がある。そんなわけで数日前から、日記を書き終わってから抜き出してタイトルにしている。これは楽。ただし長くなるのが難点と言えば難点。

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