年末雑感

effector
掃除する前の台所の床。つまり汚い。

12月30日、金曜日。

9時50分にいい感じの夢から目が覚め、起きなきゃと思った途端に59分ワープして10時49分起床。なんでこうなるのか。

起きてみると外は吹雪いているといっていいくらいの勢いで雪が降っていた。なんかむきになっているような感じで降っており、この調子で一日降られたら積もるだろうなと。朝食後に雪かきに出ると降り方のわりには思いのほか積もっておらず、とすると案外降り始めたのは朝になってからなのか。どうなることかと思った雪は昼過ぎには止んで、結局さほど大したことはない。このペースならば前回の冬と同じぐらい雪が少ないことになるが、さて。しかし寒いことは寒いようで、夕方母のところに面会に行った帰りに駐車場が凍っていて滑って転びそうになった。

相変わらずあらゆることに対してモチベーション低く、とてもじゃないけど大掃除なんてできそうにもない。なので、大片付けにしようかと思ったのだが結局台所のテーブルを少々片付けただけの小片付けに終わり、それでも一念発起して台所からスタートしていつもはまったく使わない両親の部屋まで、一階に一通り掃除機をかけた。まあ二階には手をつけてないし拭き掃除をしたわけでもないので、中掃除という感じか。それでも思ったよりやれたほう。

今日も一応相場のチャートはちらちらと見ていて、朝方ユーロドルに謎の大スパイクがあってそれをどう解釈したものか悩む。午後ちょびちょびと手を出したらマイナス1700円ぐらいになってしょぼいがなんかマイナスで今年を終わるのは気分が悪い。なので、夕方ユーロドルのちょっとしたスパイクの反動を一瞬だけ取って無理やりプラスにしておいた。

夜は昨日からの続きで代表のオマーン戦(親善試合)とサウジアラビア戦を録画で見直す。サウジアラビア戦は最後になんで1点取られたのか、なんでたかだか10分ほども守れなかったのか、実に謎だ。これが鹿島だったら絶対に守り切れていたと思う。いわゆる鹿島るという奴で。

今年も残すところあと一日、というかこれを書いている今は日付が変わってもう大晦日なのだが、どうも今年は例年のように総括したくない。というか、総括のしようがない。ほとんど何もしていないような気がする。ただなんとなく漠然と一年が過ぎたという感じ。強いていえば今年はことサッカーに関しては代表よりも鹿島を応援する方が楽しくなってきた。それのピークが先日のクラブW杯の決勝で、今の楽しみは元日の天皇杯決勝。

自分自身という個人的にはただ単にひとつ歳を食っただけで何も変わっていないと思う。気がつくと田舎に戻ってもうそろそろ四年が経とうとしているわけで、そう考えると唖然とする。自分の見てくれがどれだけ劣化しているのかももはやよく分からない。

何も変わっていないようでいて、世の中は確実に変わっているのだろう。昔の話で恐縮だけれど、ベルリンの壁が壊れたりソ連が崩壊したのもある日突然という感じでびっくりしたものだ。テロリストといえばアルカイダだったのが気がつくとイスラム国になっている。イギリスがEUから離脱したり、トランプが大統領選に当選したり、よく考えると唖然とするようなことが起こっている。しかしだからといって現実は「あ、今のなし」という具合にはならないわけで。

「あ、今のなし」という具合になんでもやり直せるのであれば、どんだけいいだろうか。

明日の日記を書くときは既に2017年になっているであろうから、これが2016年最後の日記だ。さっき食べた林檎のようにしゃきっとしない一年だった。自分では何かとあがいているつもりなのだが、それでもなんとなく日々は過ぎていく。気がつくと東京にも四年行ってない。来年こそ行こうか。実家に戻ってから一曲も仕上げてない。つまりフルコーラス書いてない。小説に至っては10年ぐらい書いてない。ユカリに電話したのはもう一年前で、I泉さんとは四年近く連絡が取れてないし、ヨウタロウも最近は電話に出ない。電話病どころか、気がつくと誰にも電話できない病になってる。大体に於いて、放っておいたら僕の携帯は一向に鳴らないのだ。たまに弟がかけてくるぐらいで。誰もかけてこないのだからこちらからかける理由がない。こうして人は年をとり、音信が途絶えるのか。

何はともあれ、よいお年を。

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