待つ

12月7日、水曜日。

朝起きたら10時過ぎ。これは致し方ない。昨夜寝るのが遅過ぎた(3時半過ぎ)。朝食後の珈琲を飲んでいると昼近くなる。とりあえず相場のレンジと方向を予想して指値を置いて、あとはひたすら待った。

待つのが苦手だ。何よりも。理由はいろいろあるがとにかくじれったい。待っている間何をしたらいいのか分からない。大体に於いて、待つのが得意な人というのはいるのだろうか。いるんだろうな。考えてみれば人生もひたすら何かを待ち続けているようなものだ。

昼食のパンをかじって、相場のチャートを眺めながらとにかく待つ。正直言うと待つのが嫌だから業務に行こうかとよっぽど考えた。しかし昨今の状況を鑑みると、行っても銭を失うだけとみた。などとあれこれ考えているうちに時間は過ぎる。

そんなようにして僕はようやく待つことを覚えつつある。ようやく相場のポジションを取ったのは4時近くなってからだった。そんな感じで石橋を叩いてばかりいたので今日は大怪我をせずにしょぼいけれどプラスにはなった。夜まで相場は思ったほど動かなくて結局朝方の指値は全然遠かったんだけれど、それはそれとして今日みたいにちびちびとやるのもいいんではないかと。時給安いけれど。

それはともかく、東京事変は日記を書くBGMにはあまり適してないことが分かった。なので、ビル・ラバウンティにチェンジ。ビル・ラバウンティの奥さんの名前が思い出せない。作詞家でBMIの会長とかやっていたと思ったが。そういえばビル・ラバウンティは同級生の帰国子女、りえちゃん(通訳をやっていた)の知り合いじゃなかったかな。英語のウィキペディアで調べても分からないので僕の勘違いかもしれない。誰かとごっちゃになってるのかもしれない。(追記:Discogsで調べてみたんだけれど、BMI云々はバリー・マンの奥さんであるシンシア・ワイルと混同したようだ。ビルがりえちゃんの知り合いというのは間違ってないと思う。)

今日も雪は降らなかった。いや、母のところの帰り、フロントガラスに映ったのは雪の粒だったのだろうか。

夜、Netflixで大根仁監督「バクマン。」を見た。考えてみれば漫画版のスポ根という感じで物凄くベタな話なんだけど面白かった。音楽の使い方が上手いなと思ったら、音楽はサカナクションだった。「バクマン。」を見始めたら止まらなくなったので、夜は相場そっちのけになってしまった。実際、ときどきちらちらとチャートを見てもほとんど動いてなかった。

と思ったら深夜0時から突如としてドル売りに動いた。正直これは想定外だったので、夜相場のチャートをほとんど見てなくて手を出すつもりがなかったことで難を逃れたといえるかもしれない。

そんなわけでひたすら何かを待ち続けている。僕らが何かをやり始めるときというのは、待ちきれなくなったときだ。でもたぶん、待つだけで終わるよりはそれでいいんだと思う。と思う一方で、実は待っている間こそが楽しいのかもしれない、とも思ったり。いや、ホントに苦手なんだ、待つのは。

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