独裁者の死

また独裁者が一人死んだ。すべての国民を洗脳するやり方は、国全体がカルトと言ってもいい。この、世界でもっとも不安定で何を考えているか分からない国を中国がひたすら擁護し続ける意味が分からない。北朝鮮が無くなるとアメリカが迫ってくるとでも思っているのだろうか。一番よく分からないのは、北朝鮮のあらゆる人が口にし続ける「革命」という言葉だ。普通革命と言ったら、現政権を倒すことを表すはず。一体、北朝鮮が唱える革命は何に対しての革命なのだろうか。いずれにせよ、あまりにも長い間一個人を崇める洗脳を続けたため、そのピースが抜けた今、いくら息子とはいえ、すぐに同じように崇拝されるとは限らない、というか逆効果になってしまうのではないか。内情がよく分からないだけになんとも言えないが、何かというと「将軍様」と崇め奉るやり方は、将軍というポジションに対してではないはずだ。あの国のトップクラスの人間が、自分たちの国が世界から完全に浮いていることを知らないはずがない。中国の擁護だけが最後のよすがなのだ。アメリカが本気を出したらいとも簡単に国そのものが短期間で、完膚なきまで殲滅されるだろう。たぶん保持していると思われる核弾頭が真っ先に標的にされるはずで、そこを潰されたらただの狂信者の集まり、烏合の衆となる。それを猶予しているのは、中国が介入してくるのではないか、というただそれだけのことだ。中国の共産党一党独裁が内部から実体を失い、形骸化しているのは中国の国民自体が一番よく知っている。その崩壊寸前の名前だけの共産主義と資本主義・民主国家の対立という図式は、かつての冷戦とは異なり、ただの過去の幻影と対峙しているに過ぎない。アメリカや日本が警戒しているのは、この狂信者の集まりがやけくそになることだけだ。つまり、もはやイデオロギーの対立では実質ない。

と、思わぬ長文になってしまったが、今日も調子はよくないが昨日ほどではない。まだスコアを書くほどのパワーがないので、夜、ギターの練習をした。大分指が動くようになったが、まだ指の筋力がないのと、開放弦を使ったクローズドなコードを上手く弾けない。と書いても何のことか分からないと思うが。

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