三日月

2月23日、月曜日。

なんか妙に規則正しい。三度寝して9時に起きて、業務行って、帰宅して調子悪くなって昼寝して。毎日午後から夕方の夕飯時までが一番調子が悪い。で、夜になると空腹でもないのに無性にポテトチップスが食べたくなる。たぶん、ある種ストレスから来るものだと思う。結局閉店間際のスーパーに買いに行く。寒さが大分緩んだのか、ダウンジャケットを着ていくとスーパーの中は暑く感じた。駐車場から見ると中空に三日月が浮かんでいた。細い鎌のような、下弦の月だった。

雪も大分融けて、ときおり凄い音を立てて屋根から雪が落ちる音がする。結構大きな音なのでちょっとびっくりする。一番気になっていた玄関の屋根の雪塊も玄関先に落ちていて、買い物に出かけるときにちょっとスコップで雪かきをせねばならなかった。雪というよりも氷の塊だ。

近ごろ体調がよろしくないせいか、煙草がおいしくない。なのに本数は減らない。あれ、こんなだったっけ、こんなはずはない、というので吸ってしまうのだった。おいしくないと充足感がなくてかえってまた吸いたくなるというのはなんとも皮肉だ。

相場は朝方考えた方向性であっていたが、指値がついたのはひとつだけ。様子見的な動きなので早めに利食い。

夜、風呂上りに久しぶりにセゴビアを聴いてみる。クラシック・ギターを弾いていた中学生のころ、お年玉を持って仙山線で仙台までアナログのLPを買いに行ったものだ。中学生のころに練習した曲はみんな覚えている。なんだか胸が詰まりそうになる。不意に、何十年と思い出さなかった、中学時代のテニス部の先輩連中の顔を思い出す。僕の人生は一体なんだったのだろうとか考える。切なくて、アルバム1枚最後まで聴けなかった。なんだろう、あまりにも遠くまで来てしまったような気がして。

というわけで、今宵もジャズを聴きながら酔っ払うことにする。

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