空疎

2月18日、水曜日。

三度寝ぐらいして9時20分起床。今日は玄関から一歩も出ていない。朝方雪が降っていたが午後から雨混じりになり、夕方以降は雨。

7時間近く寝たのに午前中は眠気との戦い。卵かけご飯の昼食後、少し寝ておいた方がいいかとソファで毛布を被って昼寝。そんな風にふわふわとなんとなく一日が過ぎる。合間合間で相場を安全第一でちまちまとやる。同値決済を結構食らったし、ちびって早く利食いし過ぎたりしたけれど、結果的には気がつくと売れない風俗嬢ぐらいの日当にはなった。夕食後、吉田大八監督「桐島、部活やめるってよ」を最後まで見る。なんていうか、スープも具材もよくて味はいいんだけど満腹にならないラーメン、という感じ。つまり、手法やディテイルはいいのだけれど、きちんとしたカタルシスを得られるようには出来ておらず、空気感と雰囲気で終わってしまった感。とはいうものの、こういう映画、嫌いではない。

手帳の本日の欄に記入したのは安定剤を飲んだ時間だけ。あとは真っ白。なんか、一日中何をしようかと考えていたような気がする。時間と自分自身を持て余し、煙草だけが増える。そんな感じでぼうっと過ぎた一日だった。集中力がないので相場も警戒心の方が先に立ち、過度に慎重になった。もちろん、状態に突入して暴走するよりはずっといいのだが。日がなサイドブレーキを引きっ放しというような重苦しさとどこか空疎な感じが抜けなかった。充実感からは程遠い日。こういう日は結構虚しい。夜になってもすることが思いつかない。何もしていないうちにもう寝る時間が来てしまったという印象。正直日記に書くべきこともほとんどない。今日は元気とか勇気とか、いろんなものが欠けていた。寝ることばかり考えていた。明日はもう少しやる気を出したいのだが。

外はずっと雨の音。


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