黙々

木曜日。

9時過ぎ起床。今日も体調が悪い。風邪でもひいたのかと熱を計ってみたが熱はない。乳酸が全身に溜まっているようななんとも形容しがたい調子の悪さ。気持ち悪い。あんまり具合が悪いので午後コタツではなくソファで毛布を被って寝ようと試みるが、40分間ほとんど眠れずろくでもないことを悪夢にうなされるように考えていただけだった。終いには腹が差し込んでトイレに駆け込む始末。しかし、これで少しは気分の悪さがましになったところを見ると、トイレに行ったのがよかったのかそれとも少しでも横になったのが正解だったのか。それでもその後も何やら熱っぽく、また熱を計ってみる。すると、最初に計ったときよりは上がっていたが微熱と呼べるか呼べないかぐらい。体調の悪さは終日煙草が不味かったことからも明らか。

そんな感じで具合も悪いし、今日は母のところに行った以外は終日閉じ籠って相場。先日の超大敗から学んだことは少なからずある。が、ルールを徹底して守る、リスクを回避するという観点からはまだ甘い部分は残る。例えば、母のところに出かける前にポジションを立て続けに3つも取ってから外出するとか。しかしながら、今日のところは無難にプラスを叩く。今日学んだことは、チャンスはいくらでもあるということ。

母は変わらず口数が少ない。考えてみれば、一昨年の暮れに父が倒れるまで、つまり僕が一人暮らしをしていたころは毎日のように1時間以上電話で話していたのだけれど、母が統合失調症を発症して以来すっかり変わってしまった。発症した直後は妄言、悪いことを朝から晩まで喋って異様に饒舌だった母だが、今となっては本当に喋らなくなった。実際、何を喋ったらいいのか分からないと言う。そういう意味では、僕の方も変わってしまった部分はあると思う。以前は自分のことしか考えていなかったのでいくらでも喋り続けることが出来た。ところが、今となっては何を話したらいいのか僕も分からなくなる。毎日通っているというせいもあるが、それにしても。もちろん、ただ喋ればいいというわけではないけれど、困り果てて煮詰まっている人間にどう言葉をかけていいものか日々迷う。大概の場合、僕が何か話しかけても母はどこか違うところに鳥のようにぼうっと視線を泳がせて返事もしない。これではコミュニケーションが成立しないから焦る。まあ毎日こんなことの繰り返しだ。

相場の合間に今日はオムニバス映画「ニューヨーク、アイラブユー」を見た。ほっとするエピソードがいくつか。ジェームズ・カーンとジョン・ハートが懐かしかった。

今日も雪は降らず、今は雨が降っている。気温からすると朝方には雪になるかもしれない。体調悪いし、明日の朝はゴミ当番なので今夜は早く寝ようと思う。裏の爺さんがどうかしたのか、いつも回ってくる共用のほうきはとうとう届かなかった。


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