地震と頭痛

今宵は満月らしいが夜になって頭痛が治まらず、ということは少なくとも僕は狼男ではないようだ。

せっかくいい感じの夢を見ていたのに明け方緊急地震速報の音で起こされる。発表は震度3(この辺で)だったが嫌な感じで揺れた。その後二度寝三度寝したものの7時半には起きてしまい眠気が残る。また朝から昼寝するのも嫌だなと思って午前中は業務に赴く。で、隣に座った客が10分か15分ぐらいで3本のペースで煙草を吸うのに酷くびっくりする。一体この人は一日何本吸うのだろうか、百本ぐらいかとか考える。もしかしたらかつての僕も瞬間的にはこんなペースで吸ってたのだろうかとか。

昼前に撤収、ホームセンターで蛍光灯を買って帰宅。書斎の蛍光灯を取り換える。結局どうしても眠気が取れないのでソファで一眠りを試みるが何故か眠れない。気がつくとソファで横になって2時間経過、後半の1時間は夢のようなものを見ていたところをみるとうとうとぐらいはしていたのかもしれないが、もしかするとただの思念に過ぎないのかもしれず、判別がつかなかった。はっきりしているのは前半の1時間はまったく眠れなかったということ。眠気が酷いので眠ろうとしているのに眠れないというのは。

huluで昨日からの続きで三池崇史監督「DEAD OR ALIVE 犯罪者」を見るが、ラストのあまりのくだらなさに唖然。一体何のために最後まで見たのかと思うほど。

心身の調子の悪さは相変わらず。おまけに今日は日中暑かった。室温が30度に達していた。夜になってHと長電話してようやく気がついたのだが、何をしても楽しくない、何を食べても飲んでも美味しくないというのは典型的な抑うつ状態であると。長いことうつ病を患っていても中々こういうことは客観的に自分で判断するのはそのさなかでは難しい。今安定剤のレキソタンを1mg飲んだところ。

フィンランドの小都市で行われているオープンダイアローグという手法が統合失調症の初期症状に対して85%という高い効果を挙げているということをツイッターで知り、初期症状ではないものの母との対話に生かせないものかと思った。このオープンダイアローグというのは、物凄く簡単に言えば統合失調症の初期に見られる非現実的な妄想に対して否定するのではなく、大雑把に言えば話を合わせて自己完結させる方向に持って行くというもの。基本的にはそれをグループで対処して毎日繰り返して行う。例を挙げれば患者がUFOに乗ると言い出したらUFOを否定するのではなく何故乗るのか、というように話を合わせる。現実的なことは敢えて言わない。出来るだけ本人に話をさせる。基本、グループで対処する方法なので僕一人で単独で行うのは難しいのかもしれないし、現在の母は初期状態ではなくそこまで非現実的な妄想を語るわけでもないのだが、躍起になって否定しない、話を合わせる、出来るだけ本人に喋らせるという方向に持って行けないものかと意識して夕食後に母のところに行った。ところが母はほとんど自分から話してくれない。僕が話しかけてもあまり答えない。話が続かない。これではオープンダイアローグにならないなと思う。やはり初期症状の段階じゃないと効果がないのか。7時半ごろになり、母に部屋に戻ろうかと訊ねると部屋はないと言い出す。これは統合失調症の妄想というよりもむしろ認知症に近い発言のような印象。いずれにしてもなかなか上手くいかない。が、もう少し意識して続けてみようかとは思う。

前述のように夜は頭痛に悩まされる。音楽を聴いてもストレスを感じる(なにしろ一番落ち着くはずのビル・エヴァンスを聴いても落ち着かない)、夕飯に先日もらったレトルトのカレーを食べてみると気分が悪くなる、何もする気になれない、本を読もうと思っても気が滅入る、電話をしようと思っても何を話したらいいか分からない、等々。 後で気づけば抑うつ状態全開の模様。とにかく集中力・いい意味での緊張感が続かず。普通の精神状態に戻せない。よって気分転換とか切り替えが効かない。メリハリがつかない。夜になってようやく涼しくなったことが救いか。

という感じで半端なく煮詰まっている状態。煙草もおいしくないし。


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