一時疎開的な一日

この日記を書いている時点で、まだ断水中。シャワーぐらい浴びたい。

そんなわけで、今日は1日のほとんどを断水の影響がない山形市で過ごした。

1時半ごろかな、寝たのは。で、8時前起床。だったと思う。大体その辺。朝食後、免許の更新の受付時間が朝は9時半までとあったので電話して訊いてみると、ぎりぎりでも大丈夫とのこと。なので、8時40分に家を出て向かう。と、15分前に到着。間に合った。

2時間の講習を受けて新しい免許を受け取ったのは11時半過ぎ。新しい免許の写真気に入らない。3年間これだと思うと憂鬱。同じぐらいの歳だったら下手な俳優よりもハンサムで若いと思っていたのだが、どうやら単なる勘違いだったらしい。←当たり前。

で、とにかくなんとなく山形市内方面へと向かう。ひとまず本屋に行って本を買おうかなと。ところが、あてずっぽうに車で走っていると、何処を走っているのか分からなくなり、そのうちスタバを発見したのでそこで昼食、店員に一番の目抜き通りである七日町の方向を訊いて再出発。

気がつくと県庁前に到達、右折して無事七日町へ。しかし、久しぶりに来てみると、なんかこんなだったかなあと。典型的な地方都市のちょっとぱっとしない感じがぷんぷんする。今は駅前の方がメインなのだろうか。目抜き通りなのに何故か一方通行なので一本裏道に入ると、高校のころ入った喫茶店がまだあった。で、一番老舗で大きいはずの本屋、八文字屋に。駐車場から店内に入ると、え? こんなだったっけ?と拍子抜けするぐらい田舎の本屋。うーむ。とにかく、以下の3冊を買った。


村上春樹「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」


阿部和重「□ しかく」


樋口毅宏「タモリ論 (新潮新書)」

「タモリ論」以外はいまさらな感じ、特に「多崎つくる」はそういう気がするが、なにしろ今読んでいるピンチョン「ヴァインランド」がなかなか読み終わらないので。結構な散財だが、これで当分読むものには困らないだろう。

本屋を出て、少し七日町を歩いてみた。さっき見つけた喫茶店以外の、高校のとき初めてデートした喫茶店とか、1限目をさぼってコーヒーを飲んでた喫茶店とか、文化祭でバンドやった後に隣の女子高に僕のファンクラブが出来そうになった喫茶店とかを探してみたが、さすがに見つからなかった。もうあれから35年、通り自体は目新しい感じよりもむしろ古臭い感じがするくらいだが、さすがに裏通りの店は随分様変わりしていた。というか、通り自体が道幅が広がったりしていて、どこがどこなのか判別出来なかった。本屋の前に戻って一服しながらどうしようかしばし考え、高校のときにテニス部のNに誘われて授業をさぼって行った店がまだあったらそこで業務でも、と駅前の通りに向かう。

そこは駅とは逆方向のところで、確かこの辺だなと行ってみると、同じような場所に小ぢんまりとした店があった。さすがに店名は違う。そんなわけで懐かしさもあって、臨時業務。ときどき外に出て町役場に電話して断水の状況を訊いてみるが、一向に復旧する兆しは見えない。しょうがないので出来るだけ粘って夕飯もこの辺で食べていこうと、結局気がつくと延々8時半まで。

外はすっかり暗くなっていた。ちとやり過ぎたかな、と思いながら帰途に就き、バイパス沿いならどこか食べるところがあるだろうと走っていると、ビッグボーイと牛丼屋が隣接しているところがあったので入り、結局ビッグボーイでステーキの夕飯。なんか今日は旅行でもしているように贅沢している気分。

そんな感じで帰宅したのは9時40分ごろ、ツイッター見ると今日はマンチェスターユナイテッドとマリノスの親善試合の日だった。しまった、朝新聞の番組欄を見ておけばよかったと思ったが後の祭り。まあでも香川も特にどうという活躍をしなかったようだし、ま、いっか。

なんか疲れたな、今日は。風呂入りたい。マジで。週に2日しか風呂に入れない母が可哀想だ。

今日の煙草は17本。しかし、明日は断水復旧するのだろうか。しないと困るよ、ホントに。


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