反省と工夫

2時過ぎ就寝、7時20分ごろ起床。8時から予定通りコンフェデのメキシコ戦を見たが……。中2日だと動けない日本。本田と香川のパフォーマンス、前回のイタリア戦と比較すると著しく落ちた。パフォーマンスが落ちなかったのは岡崎と前田ぐらいか。先発を3人入れ替えてきたが、栗原はともかく、疲れてないはずの細貝と酒井宏樹、使えないなあ。現状、レギュラーと控えの差があり過ぎる。2列目はともかく。コンディションがよくないと対等に戦えないという課題も明確に。これでまたザックが叩かれるんだろうな。ただ、2-1というスコアは現在の力関係からいって妥当だとは思う。これで結果的に3戦全敗、3試合で9失点。しかしトータルでは日本代表にとってポジティブな大会だったと思う。よって、結果だけで悲観する必要はないかと。

だが、現実の僕は試合を見てすっかり気落ちしてしまった。で、違うところで反省した。昨日の日記の冒頭部分、フェイスブックを批判した部分を削除した。口は災いの元、またこれで友だちや読者を減らしただろうな。基本的にその日の心情を赤裸々に書くのがこの日記のポリシーだからいいかとも思ったが、同級生や後輩が読んでいるのも知っているので、わざわざ彼らを不愉快にするために書いているのではない。フェイスブックが幸せの押し売りであるなら、さしずめこの日記は不幸の通信販売といったところか。

気落ちはしたものの体調は昨日ほど悪くはない。昨夜このところの日記を少し読み返してみたら、最近毎日体調最悪と書いている。最悪っていうぐらいだから、客観的には毎日ってことはないだろうと思った。本当に最悪だったのがいつか分からなくなる。

ともかくそんなわけで遅ればせながら昼前から業務へ。で、急に体調が戻るわけではないので、モチベーションを維持するのに四苦八苦。例によって1時間おきに外に出て煙草を吸って休憩。山形の空はやたらと広い。で、一服しながら思ったのは、昨日医者に言われた「自分で工夫しろ」というのをポジティブに捉えるべきではないかと。ただ闇雲に頑張る、機械的にモチベーションを維持するだけで精一杯なのでは、自分が何をしているのか、何をしようとしているのか分からなくなる。やはり僕には工夫が必要なのだと。なので、これからは「工夫」をキーワードにしようと思った。この時点ではかなり前向きな考え方ではある。

そんなわけで夕方に帰宅、朝食用のパンがなくなったのでスーパーに買い出しに行ってから6時ごろに夕飯。やはりまだ体調はよくなく、夕食後に手が痺れてきて精神的に怪しくなってきた。そこで「工夫」である。寝る前に飲むことになっている安定剤のソラナックスをこの時点で飲んだ。まあ考えてみれば前はもっと早いタイミングで飲んでいたわけで。ところが、少し立て直そうとソファに横になったら10時まで2時間半も寝てしまい、結果的に工夫が裏目に。起きて台所で目を覚まそうとコーヒーを飲み、煙草を吸ったらすっかり気分が悪くなる。たぶん、コーヒーが原因。結局まだ調子悪いなあと思いながら、立て直す工夫を考えるが、コンフェデの試合を見直す気力も元気も体力もない。せっかく反省したのだからとフェイスブックを見てみるが、やっぱり無理。

ハフポストのこの記事を読んで、「うつ病になる人はネガティブに考え過ぎると考えられてきたが、実は自己認識が正確過ぎてポジティブな勘違いが出来ない」、ということになるほどなあと思う。結局のところ、現実の自分というものに耐えられないのだ、と。人の幸せを見るのが辛いというよりも、自分を直視するのが辛いのかもしれない。

そんな感じで夜が更けるに連れてあれだけ昼寝したのに物凄い疲労感、気分はどんどん沈んでいく一方、何もする気力が湧かない。しばし呆然とする。風呂に入って、ようやくこの日記を書けている。工夫なあ。どうしたらいいかなあ。ちょっと分からなくなった。結局自分には何も出来ないのではないか、というネガティブな意識が抜けない。こうしてみると、今日は気分の浮き沈みがあった、ということになるが。とにかく、もう少し「工夫」してみよう。何をどうするのかは明日また考える。

今日の煙草は18本。3・4本余計だったな。まあそれを減らしたからといって、何がどう、というほどの違いがあるとも思えないが。今はまだ本を読もうという意欲が多少なりともあるのが救い。時々刻々と、絶望とのあいだを浮沈して。


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