抜歯

7時起床。午後は暖房いらずの陽気、この雪国にもようやく春がやって来つつあるか。

業務後、4時に役場にて健康福祉課の課長と会う。その後、5時に歯医者、上の奥歯を2本抜いた。

例によって夕方から精神的に参り、希死念慮に捕らわれる。物凄く苦しい。精神的に。例の町長に礼の連絡を入れなければならないのだが、いつの間にか意識を失っていた。目が覚めると、絶望感と希死念慮はようやく少し治まった。絶望感の原因として、夕方の面談がまったく無意味で徒労であったという感覚を覚えたことがかなりあったのだが、例の町長に電話して話してみると、この町の町長に話を通していたとのこと、話をした課長は初耳のような話だったが、そういうことだったのかと思う。もちろん、ありがたい話だけれど、だからといって仕事が見つかるとは思えない。あまり気休めにはならない。結局のところ、悲観する要素には事欠かないが、楽観する要素など何処にも見当たらないのだ。

こう精神的に追い詰められていると、誰かに電話で救いを求めたくてしょうがないが、昨夜Hと電話したばかりだし、そうそう毎日電話出来るものでもない。というか、苦しいからといって誰かを頼る、誰かに救いを求めるという癖を直さなければならないと思う。いかなる状況でも一人で乗り越えなければならないし、そうでなければこの先生きていけないのではないか。だが、生きるということは本当に苦しい。

そろそろ歯を抜いたところが痛みだしてきた。痛み止めを飲まなければならないか。

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