ベンゾジアゼピン離脱症候群かも

今日は1日を通して、やけに寒く感じた。特に、暖房を付けっ放しにした部屋の中にいてそう感じたので、僕の身体の感覚が異常を来たしているのだろうかと思ったが、今Yahooで今日の気温を見たら最低気温がマイナス2度、確かに寒かったようだ。

2時半就寝、9時起床。夢から目覚めて現実に戻るときに、不安とも恐怖とも取れる、ぞっとする感覚を覚えた。そのせいで朝から精神的には不安定な感じ。その感じを払拭したくて、よせばいいのに今日も朝食後に出かけて遊びの業務を3時間ほどやったが、やはり焼け石に水。午後になっても不安感は増すばかり。しかし、前々から懸念していたことだが(いつのことか日記を検索してみたら11月20日の日記に既に書いていた)、この毎日続く強い不安感はどうもうつ病の症状というよりもベンゾジアゼピン系(つまり安定剤・睡眠薬)の離脱症状ではないかという疑念がどうしても抜けず、出来るだけ我慢しようと思った。が、昼食後も時間が経つに連れ不安感は増し、精神状態はひたすら悪くなっていく。なんとか我慢して乗り越えようと、リラックスするためにまた駅前の地下の喫茶店に行き、ウィンナーコーヒーを飲んで耐えようとした。しかし、あまりにも苦しく、もはや具合が悪くなってきて頭痛までしてきそうになり、身体的にも辛くなってきてもう限界、5時15分に安定剤のソラナックスを飲む。すると、30分ほどするとようやく楽になってきた。

このことからも分かるように、たぶん毎日悩まされている強い不安感の全部とは言わないが、一部もしくは大部分はベンゾジアゼピンの離脱症状の疑いが非常に濃い。それは、先日抗うつ剤のリフレックスを倍の2錠(30mg)に増やしたにも関わらず、一向に不安感が軽減しないことからも推測される。もう1度ウィキペディアで調べてみると、ますますそれっぽい。しかし、僕はこれまで、精神疾患に対する思い込みによる失敗、過ちを繰り返してきた経緯(それで被った被害はとつてもなく甚大である)があるので、思い込みは禁物である。だが、安定剤を再び飲み始めて既に欧米で有効上限とする4週間を超えているし、離脱症状である可能性は極めて高い上に既に依存の状態にある(少なくともこれまでの7・8年は完全に依存状態だった)。なので、薬の離脱、つまり安定剤を止める必要は間違いなくありそうだ。

そこで、さらに検索してベンゾジアゼピン離脱マニュアルである、アシュトンマニュアルを第Ⅱ章まで読んだ。これによると、急激な断薬はかえって離脱症状がきつく逆効果であると判明、今日の5時までの状態もどうやらそういうことっぽい。アシュトンマニュアルによると、かなり時間をかけて少しずつ減薬して離脱(=断薬)しなければならず、それは数ヶ月から場合によっては年単位に及ぶと書いてあってくらくらする。ただ少しだけ救いがあるのは、以前と比べて今飲んでいる量はそれほどでもないので(だから離脱症状があるのだと思う)、上手くすればそれほど長期間ではなく離脱出来そうなのだが、厄介なのは減薬のために安定剤をもっと弱いセルシン(ジアゼパム)という薬に換えて微調整しなければならない。そのためには今の状態がベンゾジアゼピン離脱症候群であるという確信を持って医者に進言して薬を換えてもらわなければならない。こうなると一種の賭けである。まずはいずれにしても慌てて減らしてはいけないので、近頃の飲み方である1日に多くてソラナックス2錠(0.8mg)、少なくて1錠(0.4mg)という量をひとまず一定させる必要がありそうだ。とりあえず1日1.5錠といったところから始めたいのだが、うーん、そうするとここんとこ朝から不安感を覚えるので朝1錠、午後不安感を覚えたら0.5錠にするべきか、それとも朝0.5錠、午後1錠にするべきか迷う。いずれにしてもあまりにも強い不安感を覚えたら無理せずに飲む、しかし1日の量は増やさないで徐々に減らす、という方針にしたいので、後者、つまり朝0.5錠午後1錠というパターンで始めてみるかな。

と、ここでもう1度アシュトンマニュアルでソラナックスのジアゼパム換算値を見ると、0.8mgつまり2錠飲んでも16mg相当でこれはかなり少ない量だ。ということは不安感が強ければ2錠まではあまり気にしないで飲み、徐々に減らす形でもそんなに時間は掛からないのでは、と思う。いやしかし、なんでこんなことを患者である僕が考えなければならないのだろう。一番の問題はこんな風に依存と離脱症状をもたらす薬を延々と大量に出し続ける医者の方にあると思う。まったく、日本の精神医療はどうかしている。

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