Rainy day and…

雨。昨夜寝たのは確か3時半ごろ、しかしどういうわけか7時ごろに目が覚める。それがわりにぱっと目が覚めたのでそのまま起きて朝食を摂った。ところが案の定それから眠気が襲ってきて、結局ソファで10時近くまで寝た。ソファで、と書いているけどソファベッドだから同じなんだけど。ベッド状態かソファ状態かの違いだけ。今日はとにかくいろんな意味で調子が悪かった。まず身体がダルい。左脇腹、肋骨の下辺り、ちょうど脾臓の辺りがちくちくと痛んだ。先日のPET検査の結果でも一時癌細胞でパンパンに膨れ上がっていた脾臓は元に戻ったんだけれど、薬で急激に縮んだ影響でもあるのかもしれない。身体もそうだが本日は精神的にまったくダメ、確かに身体がダルいと精神的にもダルくなるのだが、まるで袋小路にでも迷いこんだかのように丸一日煮詰まっていた。ソファに寝転がって本を読んでも続かないし、PCに向かっている時間も今日は短かった。いわゆる、気晴らしになるものが今日はなかった。終日雨だったせいもあるだろう。特に午後になってからは精神的に追い詰められたような状態になってしまい、かなりしんどかった。何故か昼寝も出来なかったので、逃げ道も見つからない。いつもだったら時間が経つとある程度解消とまではいかなくても修復出来るのだが。本を読んでも楽しいと思えないというのが大きかったように思う。これが外が晴れてさえいてくれれば、気晴らしに公園に行ったりというようなことが出来るのだが。なんとかしようとfragments用の文章を書いたりもしてみたのだが、まったくとりとめがなくなってしまったのでアップするのは控えることにする。そういえばまた唖然としたのが、昨日届いたティム・オブライエン「カチアートを追跡して」がⅡ、つまり上下巻でいう下巻だけだったこと。気づかなかった。せめて「上・下」という表記であれば気づいたものを。そんなわけでⅠの方をアマゾンに注文。日が落ちてから、雨の中夕飯を食べに駅まで行って本屋に寄り、また懲りずに佐々木譲「笑う警官」、奥田英郎「無理」(上下)を購入、今は奥田の方を先に読んでいる。ちなみに今日の日中読んでいたのは村上春樹の初期の短編の再読なんだが、村上の短編というのはしばしば落としどころが怖かったり不安になったりするので、精神的には逆効果だった。

そんなわけで佐々木譲「制服捜査」読了。ここまで佐々木譲を読み続けているというのは、「警官の血」の途中の面白さをもう一度味わいたいという欲求からなのだが、どうも先日も書いたようにこう続けざまに読んでいると次第にトーン・ダウンしてくる。田舎の駐在警官が主人公ということもあり、サスペンスやスピード感、エンターテインメントというかドラマという点でも物足りなかった。連作短編だからある程度はしょうがないのだが。この作品は「このミス」で2位だったということだが、うーむ、という感じ。前回は「このミス」はランキングとしては信頼度が高いというように書いたけれど、考えてみれば以前にこの日記でも酷評した貴志祐介の駄作、「悪の教典」とかが1位になってるんだったな……。

今日は酷い状態だったけれど、一応腹筋とヒンズースクワットはやった。明日は腕立てもやるぞ、と。ところで、僕と電話で話してみたいという人は、やっぱり誰もいないみたいだな……。

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