見覚えのない傷

1月16日、土曜日。

どうでもいいことを毎日ここに書いている。本当に大事なことはなかなか書けない。すべてをさらけ出すわけにはいかないから。すべてを書いていた時期もあったが、さかのぼって削除した部分もある。今日は昨日の日記に書けなかったことの罪悪感でろくに昼寝もできなかった。誰かを傷つけて、それを謝ることさえ気がつくとできなくなっていた。

風呂に入ると、右の膝頭に見覚えのない傷があった。昨日はなかったから今日ついた傷のはずだが、どうにも身に覚えがなく思い出せない。午前中にパソコンを車に積むために運んだときにできたのだろうか。だとすればどこかにぶつけているはずだが、どうにもそういった覚えがない。結局のところこの傷は、自分にはある側面の記憶がないということを示しているのだろうか。

昼前、隣町の小さなパソコン修理ショップを訪れると既に先客がいた。老人がカウンターでノートパソコンを開いてあれこれ教えてもらっていた。店員は一人しかいなかったのでしばらく待った。自分の番が来て店員に説明している間にもまた客が訪れた。こんな田舎でも結構需要があるんだなと妙に感心してしまった。

帰宅後、久しぶりに前のパソコンを繋いで立ち上げてみると、思いのほか動作が速いのでちょっと驚いた。もしかしたら新しいパソコンよりも速いんじゃないかと一瞬思ったくらいだ。しかしRyzen9 5900xとCore i9 9900kではCPUスコアが倍ぐらい違う。ということは、つまりこれがSATA接続のSSDとM.2接続のSSDの速さの違いなのではないかという結論に至り、だとすると今回新しいPCにNVMeのSSDを換装することはまんざら間違いではなかったことになる。

今作っている曲のデータは新しいPCにしかないので、他にすることがないからひたすらドラマを見る。例によって同じドラマを繰り返し見る。「BORDER」をスピンオフまで見終わり、同じ金城一紀と小栗旬の組み合わせの「Crisis」を見始めたがちょっとピンと来ず、脚本以外は「BORDER」とほぼ同じスタッフの「dele」を見始める。たぶん三度目。もちろんすべて覚えている。にもかかわらず2話で何故かボロ泣きしてしまった。ちょっとメンタルが少し参っているのだと思う。

ちゃんと謝罪するまで罪悪感は消えないだろう。そしてそういうことに限って忘れない。しかし思い返してみると、これまで記憶の隅に追いやってしばらく忘れていたことが多々あることに気づく。それらは僕の罪だ。そして例え忘れていたことであっても、知らぬ間にそれ相応の罰を受けているのだろう。

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