夜の鳩

1月14日、火曜日。

くどいようだが今日も雪は降らなかった。少なくとも僕の知る限り。それなりの夢を見て、ちょっと早めに8時33分に起きてみた。特に意味はない。それなりに煙草の本数が増えただけだった。

6時過ぎに台所でスーパーから買ってきた回鍋肉丼の夕飯を食べていると、どこからか鳩の声のようなものが聞こえた。食後の一服をしている間も聞こえる。鳩のように聞こえるのは、その間隔やイントネーションのせい。いずれにしても、真冬の夜に鳩が鳴くというのはどうにも変な気がした。気になるので流しの方まで行って耳を澄ますと、どうやらそれは外から聞こえるのではなく、台所の中、それも左だったり右だったりする。詰まるところ、台所が暖房に暖められて軋む音なのだろうか。それとも幻聴なのだろうか。気味が悪いので書斎に移動すると音は消えた。とすると、幻聴ではないのか。夕飯を食べる前から、いつごろからだろう、彼女からのLINEが3時間も来ないのでなんだか落ち着かなかった。思い返せば、今日は極端にLINEが来ない。気がつくとほとんど病的に寂しくなっていた。これには自分でも驚いた。これは一体どういうことなんだろう? どういう心境の変化なのだろう? ともあれ、今日は日中にトレードで最低限のプラスを叩いていたので、夕方以降はひたすら東洋経済オンラインの貧困女子の記事を読んでいた。どれもこれもが酷い話である。それもあいまって、だんだんいたたまれなくなっていた。それで台所に戻って洗い物をして、珈琲を淹れ始めた。そこで例の鳩の声のようなものが聞こえないことに気づいた。だとすると、あれはやっぱり幻聴だったのだろうか?

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