不審事

11月20日、水曜日。

昨日は彼女のアイディアで松島のカフェに向かった。松島に前回行ったのは小学生のころだから一体何十年ぶりになるのだろう。目指すカフェは海岸近くの高台にある公園にあるはずだった。ところがナビで辿り着いたもののそれらしきものが見当たらない。そこで彼女が店に電話をしてみると、なんと定休日だという。そこで高台を下りて海岸にある次のカフェを目指した。もろに観光地の有料駐車場に車を停め、観光客がごった返す中を歩いてようやく目当てのカフェを見つけるとなんと今度はメンテナンス中で休業だった。仕方がないのでもうどこでもいいやというので土産物屋の2階のレストランに上がってみると今度は貸し切りで唖然。どこにも行くところがなくなり、ひっきりなしに車が通る往来の向こう側を見ると、なんだかわびしいラーメン屋の看板が見えて、もうあそこでいいから昼食を摂ろうということになった。入ってみるとそこはもうまったくもって昭和そのものの世界だった。探しても見つからないような。そこで二人で昭和そのものの中華そばを食べた。

一体全体、お洒落なカフェでランチを食べる予定がなんで中華そばになったのか、まったく謎な展開だが彼女はお洒落なカフェに行くという願望を捨て切れず、先日行った仙台のカフェの隣の珈琲店を目指した。時間はかかったもののようやく辿り着くと今度は無事店はやっており、入店することができた。そこは広瀬川に面した凝った内装の確かにお洒落な珈琲店で、川の方を向いたカウンター席に座ると目の前は竹林、コーヒーカップもカウンター奥に飾られた高そうなものから好きなものを選ぶという、いわゆる通ぶった隠れ家的なカフェを好む人がいかにも喜びそうな店だった。店内で焙煎して豆も販売していて、焙煎した豆は出来の悪い豆をハンドピックするという凝りよう。ところが深煎りの珈琲を頼んで飲んでみるとなんか物足りない。うちで自分が淹れた珈琲の方が美味しい。なんていうか、コクと後味が足りなかった。

環境や内装はばっちりなのに肝心の珈琲がいまひとつ、で禁煙。ちょっとばかり徒労感。夕食は彼女が作り、日本代表がベネズエラ相手に1-4でボロ負けする試合を見た。

で、一夜明けて今日、前日の天気予報通り、朝外は晴れているのに初雪がちらちらと舞い降りていた。とはいうものの古川はその程度で、テレビを見ていると山形に暴風雪注意報と出てぎょっとする。早めに帰った方がよさそうということで、彼女とココスで遅い昼食を摂ってから、4時過ぎに古川を出て帰路に就いた。高速で仙台宮城まで行きそこから48号線に入ったのだが、そのころにはもう真っ暗、で、作並を通り過ぎてトンネルをくぐって山形県に入った途端に気温0度で凍結注意という表示。ところがなんとか道路は凍結しておらず、地元に戻っても雪の形跡はなく無事帰宅。と思ったら驚いたことにうちの門扉の右側が何者かによって閉ざされていた。左側の門扉は生垣が邪魔になって構造上閉めることはできない。うちの門扉を閉めることなど一切ない。右の門扉はご丁寧に鍵を押し込んで停めてあった。一体誰が何のためにこんなことをしたのか。薄気味悪いことこの上ない。それでなくても先日車庫に知らないおっさんが入り込んで警察に連絡したばかり。また110番して連絡しておいた方がいいかと思ったが、ちょっと考えて去年僕が隣組長をやっていたときに区長をやっていた人に電話で相談した。すると、元区長の話によると彼の家でも以前郵便受けに石の詰まった箱を入れられたことがあり、5年ほど前にはうちの2軒隣の家で駐車場からそこそこ高いタイヤを盗まれたのだという。つまり、変なことをする奴は確かにいて、奇妙な目に遭っているのはどうやらうちだけではなさそうだということだった。

とりあえず母のところに面会に行って、母の部屋から隣町の警察署にこういうことがあったと連絡を入れた。すると、8時過ぎに警官がうちに事情を訊きに来るという。帰りがけにコンビニに寄って夕食のオムライスと煙草を買って帰ろうとすると心配した彼女から電話があった。帰宅するとちょうどうちの前にパトカーが停まっていた。玄関先で警官に事情を話す。結局のところ、空き巣狙いがやったにしてはいかにも奇妙だし、悪く考えれば誰かの嫌がらせ、いい方に考えれば散歩中のボケ老人が好意のつもりでやった可能性も。いずれにしろここ一ヵ月あまりで車庫の中の戸棚の戸が開けられていたり、見知らぬ男が車庫に侵入したり、今度は門扉が閉じられていたりと続いているので気味が悪いことこの上ない。若い警官が言うには、センサーライトや防犯カメラ(ダミー)を使って防犯するかあるいは開けた門扉を紐とかチェーンとかで固定する、というような対策を取った方がいいと言われた。それはそれでめんどくさい。

そんなことがあって今日はくたくたに疲れた。遅い夕飯をようやっと食べて、それから珈琲の豆を煎りながら珈琲を淹れて飲んだ。騒動の間にもちょっとだけトレードはしたのだが、夜になってなんとなく取ったポジションが売り上がる羽目になり結果目一杯ポジションを持ってストップ寸前まで追い詰められる。お陰でへろへろに疲れて腰まで痛いというのになかなか風呂に入れず、ちょっとずつ下がってきたところで目をつむって風呂に入り、風呂上がりのヨーグルトを食べてコーラを飲もうとしてなんと夕食後に煎っていた豆の火を消し忘れていたことに気づく。お陰で底の方の豆は真っ黒に焦げている。当たり前。まあ気づいてよかったが。結局相場のポジションはついさっきなんとか逃げられた。早朝にFOMCの議事報告があることにポジションを取ってから気づいてひやひやだった。FOMCまで持っていたらブレで間違いなくストップを食らっていただろう。それにしてもしかし、昨日今日と奇妙な出来事が続いている。

ところで、この町でもやっぱり初雪は降ったんだろうな。

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