リア充の世界

10月4日、金曜日。

昨日はとある場所を訪ねた。震災の被災地を訪れるのは初めてで、とうに復興が済んだ場所だがそれが妙に小奇麗で、何かを塗り替えた感があった。海際のカフェは禁煙で、外で煙草を吸っていると潮の香がしないことに気づいた。潮の香がしない海というも不思議だ。

それからあそこに移動してああやってこうなって、車を置いた場所に戻ってから予想外の展開となってあるところに泊まることになった。で、気がつくとリア充になっていた。

なにせあまりにも長い間非リア充だったので、リア充という状態に慣れていない。なのでなんとコメントしたものかも分からない。今までフェイスブックで散々リア充の人たちの投稿を見てきたけれど、なんていうかそれは既製品の高級ブランドの服みたいなある種のステレオタイプというか、確かによさそうなんだけど特に自分は欲しいわけじゃないみたいな感じはしてた。要するに自分とは縁遠いというか、そういう世界の外側で自分は生きているんだと思っていた。

一口にリア充といっても果たしてそれが本当にリアルなのか、もしかしたらただ単に高い金を払って買っただけのものに過ぎないんじゃないか(ただそれが出来ることこそがリア充だと思っている人も確かにいる)、あるいはそれはその人にとってただの当たり前の日常に過ぎないのではないかとか、いろんな疑問や解釈はある。ただ今回思ったのは、ずっと自分にはもう手が届かないと思っていたものが、ある日突然本当にリアルなものになることがあるのだということで、まあだからもしかして今自分はリア充なんじゃないかと思ったのだった。

申し訳ないけど僕は昔からこういうときはディテイルを書かない。書くと陳腐になるような気がするし、それは本当に個人的なことだから、第三者にとってみればなんてことのない、どうでもいいことかもしれないから。

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