Life is

9月15日、日曜日。

昨日から地元の祭りが始まっているのだが、去年あれだけやかましかったのに昨日は囃子屋台を一台も見ることはなく、また町も終日静かだった。今日は夕方スーパーに買い物に行った帰りにようやく一台の囃子屋台に遭遇した。祭りの喧騒はしばらく続き、夜の8時ごろに止んだ。

そんなことじゃないかと思っていたが、案の定いいことはそれほど長続きしない。むしろ一夜明けるとどこか色褪せてしまう。鹿島が一試合勝ったからといって、その喜びが永遠に続くわけじゃない。今日は何も起こらなかった。弟が母のところにやってきたがうちには寄らなかった。予想していたように隣組長である裏の人は日曜日なのにわざわざ朝に町内会費を集めに来て、それで起こされた。僕が夜更かしであることを十分知っているはずだし、午後だってなんら問題ないはずなのだが。だがそのことをつきつめると腹が立つだけだ。眠かったので昼寝をしたら2時間も寝てしまい、眠気は取れたもののかえって物凄くだるくなってしまった。夢は見なかった。3時半ごろに母のところに行くと弟は既に仙台に帰った後だった。母が話すのを待つ。だがいくら待っても母は話さない。僕が話すと返事はする。また母が話すのを待つ。ただ沈黙だけが流れる。僕は少々待つのに疲れてしまった。母だけではなく、いろんな人を待つのに疲れてしまった。

夕方帰宅後、まだ自分が何もしていないことに気づく。相変わらずだるい。しかし、というわけで一念発起して玄関脇にいつの間にか生い茂っているススキをなんとかすることにした。軍手をして、最初は引っこ抜こうとしたがススキは物凄く頑強で、とても人間の力では引っこ抜けそうになかった。なので剪定ばさみを持ってきて切った。ついでに地を這うように伸び放題になっていたメギも切った。所要時間9分。これだけで随分と玄関前はすっきりした。もちろん、相対的な話だ。

結局のところ、今日何かをしたかといえばこれだけだ。日中はだるくて何もできず、夜はただひたすら待っていたが何も起こらなかった。何も起こらなくても時間は過ぎる。いつの間にか日付が変わる。なんだか自分を嫌いになりそうだ。今まで自分を好きだったかどうかは定かではないが。気がつくと、ただ待っているだけの人間になっていた。これではまるで蜘蛛だ。順番を間違えるな、と昔上司に言われた。最低の上司だった。もっと前の会社の上司には「とりあえず」という言葉を使うなと言われた。順番を間違えようがどうしようが、とりあえず僕は何かをしなくてはならない。行動を起こさなければならない。生きなければならない。皮肉なことにもしかしたらそれが待つことなのかもしれないけど。

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