Period

5月12日、日曜日。

唖然。ついさっき、とうとう新しいデスクトップPCを注文してしまった。注文確認のメールを見ると、キャンセル料が20%かかるのでもうキャンセルできない。なんでクリックしちゃったんだろう? ただ、昨日今日と二日間考え続けて、今回がラストチャンスだと思った。ただそれだけ。自分自身でここ数日の買い物病に終止符を打った。もう後戻りはできない。いや待てよ、キャンセル料を払えばできるのか……。

なんでこうなったかを考えてみる。きっかけは、昨日の日記にも書いた3台目のディスプレイの表示がフルにすると画面をはみ出している問題、あれが解決したことだった。昨日も書いたようにてっきりグラフィックボードがないせいだと思っていたのだが、そうじゃなかった。なんか設定でなんとかできるんじゃないかともう一度マニュアルを見直してみると、設定の仕方が全然書いてないしサポートの電話番号すら載っていない。おかしいなとよく見ると、マニュアルはオンラインでダウンロードすることになっていた。で、ダウンロードしたマニュアルを読んで、自動設定ボタンを長押ししただけで問題は解決したのだった。ちゃんとぴったり表示されるようになった。というわけである意味、パソコンを買い換える理由がひとつなくなってしまったのである。要するにグラフィックボードはいらないと。とすると、昨日一番手に挙げていた候補の機種じゃなくていいということになり、それだったらその上位の一番パフォーマンスがいいCPUの機種でいいんじゃないかと思うようになった。なんでかというと、5000円しか違わないからである。

そもそもこの時点で矛盾が生じている。モニターディスプレイの表示の問題が解決したのだから特に買い換える必要はないとも言えるのだが、その一方でじゃあ候補の中で一番スペックのいい奴を買おうというベクトルもまた生じてきたのだった。必要なのか必要じゃないのか。アンビバレント。自分の中でもう買わなくていいなという脱力感と、これで機種選びを迷わなくて済むという安堵感の両方があった。結局のところ、もう買わないという強い決断をすることができなかった。

ここでJリーグの試合を見る。神戸 0-1 鹿島。今回の買い物病に陥るきっかけとなった前回のACLでの敗戦を鹿島が引きずっていないかと心配したのだが(何故なら自分が引きずっているから)、スコア的には僅差だが枠内シュートの数でいうと1対7という圧倒的な差になって、鹿島を応援する側としてはそこそこ安心して見られる試合だった。ボランチに三竿が戻ったこととセンターバックのチョン・スンヒョンが戻ったことが大きく、特に三竿の存在が絶大な安心感をもたらしていた。清水戦でも思ったが、実にいい選手になったなと。

試合が終わり次は精神科の予約が4時半だったので時間通りに行ってみると、診察券は出したものの少なくとも5時半は過ぎると言われて一度家に戻った。またうだうだとパソコンのカスタマイズと見積もりを繰り返し、5時半に出直していくと、結局診察の順番が回ってきたのは6時過ぎだった。

で、精神科医には今はここ数年で一番精神的には安定してるんじゃないかと言った。なんでかというとここ最近の買い物病で朝から晩まで買い物のことを考えているせいで余計なことを考えることがなく、ネガティブな方にメンタルが振れなくなったからと。実際、ここ数日晴天が続いて外に出て空を見上げてふと、もしかしたら自分はもううつ病が治っているんじゃないかと思ったくらいだった。でもそれが一時的なものであることもまた分かっていた。医者にもいつまでも続くわけじゃないと思う、実際に買ってしまったらそこで終わると思うと話した。ただ精神科医はそれでもそれはポジティブに捉えていいんじゃないか、もしそういうポジティブなベクトルが他の方にも同じように向くようになったらいいんじゃないかと。診察で気になったのは血圧が140台後半と高かったこと。

注文ボタンをクリックしてしまった今は分かる。ここ数日の買い物病であった間ずっと、アドレナリンが多少なりとも途切れることなく出続けていたんだと思う。それがある意味精神の均衡が取れていたように思えたのだ。要するにちょっとした興奮状態が続いていただけなんだ。

注文してしまった直後から案の定じわじわと後悔が始まった。これもまた想定できたことだけれど。結局のところ、自分でも分かっていた。必要なのはメモリの増設だけであって、特に高スペックのCPUが必要だったわけじゃないと。要するに年末年始に修理に出したときにメモリを増設していればそれで済んだ話なのだ。しかしながら丸一日見積もりを繰り返していて思ったのは、ひとつには現在のセールが明日の13時までということ、もうひとつには10月には消費税が値上げされるであろうこと、それに理由はよく分からないがとにかく今が一番買いたいという欲求が強いこと、そういうことを考え合わせると、冒頭にも書いたようにこれがラストチャンスなのだと思ったのも確かなのだった。だからある意味注文ボタンを押すのは必然でもあったのだが、今回買ってしまったパソコンはCPU、メモリ、M.2の高速のSSD、水冷クーラーと誘惑があまりにも多く、結局はそれに抗えなかった。でも注文直後に何故後悔をしたのかというと、今の自分の用途にはオーバースペックだからだ。ただそれは現時点での話で、2・3年も経てばCPUなんかはオーバースペックでもなんでもなくなるだろう。何故なら5年前に今のパソコンを買ったときもかなりいいものを買ってしまったと思っていたからだ。そういう意味で、「もし」今買って長く使うのであればこれがベストの選択だったと思う。

なんだか延々と自分に言い訳しているような気になってきたが、買うにしろ買わないにしろ、自分には今の買い物にのみ没頭している病的な状態(それを医者には安定と言ったけれど)に終止符を打つ必要があった。だから今回の買い物は強制終了なのである。もうそろそろ違う方向にベクトルを向けなければならない。そうしなければならないものは山ほどあるから。ひとまず視野狭窄にはさよならだ。

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