Fever

3月17日、日曜日。

母の手術もいよいよ明後日に迫った。今日は鹿島の試合を見てから、5時ごろに病院に行った。すると、

なんだか日本の病院の慣習は不思議なことが多い。例えば手術に必要だから白衣を買ってこいとかメスを買ってこいとは言われないのに、なんで30円のキャップは買ってこなければならないのか、一体全体どこに線が引いてあるのかが分からない。

病院から帰宅後の夜になって、台所の2つある蛍光灯ペンダントのうちのひとつが切れてしまった。明後日(というか正確には明日だが)母の手術で弟がうちに泊まるというので、蛍光灯を買いに行けるタイミングは明日の日中しかない。

そのちらちらと点滅する蛍光灯の下で、延々と1時間半、武田鉄矢の語りを聴いた。

恐ろしく酷い話である。武田鉄矢の語りや人柄が持つ熱の高さを鬱陶しいと思う人も大勢いるようだが、個人的には嫌いではないしむしろ心地よいぐらいだ。世の中には熱く語った方がいい話もある。

そんなわけで札幌 1-3 鹿島。今季非常に好調な札幌相手ということで戦前はちょっと心配していたのだが、蓋を開けてみると1失点は余計だったものの完勝といっていい試合だった。それにしても2得点の伊藤翔の決定力は凄い。こんなにいい選手だとは知らなかった。いいパスがくればこれほど決定力のある選手だとは。札幌の鈴木武蔵が初めて代表に選ばれたわけだが、こうして同じ試合で見ると明らかに鈴木武蔵ではなくて伊藤翔を呼ぶべきだったと普通に思う。

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