Andante

3月16日、土曜日。

昼前に仙台から弟夫婦がやってきた。3人で寺へ墓参りに行き、それから弟が見つけた隣町の天童の蕎麦屋、一庵で昼食。

土曜日の昼時とあり入店まで少々並ぶくらいに繁盛していたので、地元では人気店なのだろう。うちの地元よりも鶏肉の量は多かったが肉が硬くて味が染みてないのと、麺の腰が少々足りない感じがした。最初に食べたときはつゆが甘い感じがしたのだが、麺を食べ終わった後につゆを飲むと意外と普通だった。

昼食後、3人で病院へ。久しぶりにわずかばかりの母の笑顔を見ることができた。今日は麻酔医に手術の説明を受けた。とはいっても当然のことながら手術をするとこんないいことがあるよという話ではなく、これだけのリスクの可能性があるという話。全身麻酔をしただけで死亡する人が100万人に7人ぐらいはいるのだそうだ。ということは10万人で0.7人、1万人で0.07人、1000人で0.007人、100人に0.0007人という具合に、確率としてはほぼゼロに近く、もしそうなったら余程運が悪いとしかいいようがない。心臓血管外科の担当医による手術の説明は明後日の19時ということになった。と、それは手術の前日である。つまり気がつくと手術はもう三日後に迫っているのだった。毎日無我夢中で病院に通っているとそんなことにも気づかない。手術の日は夕方ごろに弟も来るということ。当日は弟がうちに泊まって、翌日も病院に行くということになり、手術の翌日の夜は僕が町内会の打ち合わせが入っているので助かる。あとは手術が無事成功することを祈るばかりだ。

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