懐遠

3月8日、金曜日。

今日はまだ雪の残る奥羽山脈の稜線が奇麗だった。病室のシーツを交換している間、車椅子の母と二人でデイルームからの景色を眺めた。ときおり音もなく電車が通り過ぎる。犬の散歩をしている人が何人かいる。それはとても静かな景色だった。

昨日と似たような時間に起きて、昨日と似たような時間に病院に行った。そういえば昼ごろ、雪が束の間舞ったがもはや積もる気配はまったくない。うちの周りにも雪はもうほとんどない。今日の病院で気づいたことと言えば、今日担当だった女性看護師がとにかく異様に声が馬鹿でかいということと、母のベッドの斜向かいの人よりも向かい側のベッドの老婆のいびきの方が遥かに凄まじいということぐらいだ。毎日看護師が代わるので誰が本来の担当なのかよく分からない。今日サインした書類には担当看護師がT橋という男性看護師になっていたが、この人に会ったことはまだない。と思う。日々違う看護師なのでいまだに病院通いに慣れない。

病院からの帰りがけにスタンドに寄ってガソリンを入れた。毎日病院を往復しているとガソリンが減るのが速い。僕が高校生だったころ、山形市内の隣の女子高に通っていた父もこんな感じでガソリンを入れていたんだなと思う。簡単に言えば、車で移動するのはタダじゃないということ。

ただ単に病院に毎日通うというだけでそこそこ疲れる。そのせいか今日も8時間以上寝てしまった。一応8時過ぎに一度は目が覚めるのだが。明日は4時キックオフで鹿島の試合があるのでどうしよう。試合が終わってから行こうか。夜になってしまうけれど。明後日も4時に精神科の予約がある。少しずつなんらかの調整をしていかなければならない。そしていい加減病院にも慣れなければならない。

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