a day in my life

「迷い道くねくね」

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99年10月22日(金)

気が付くと前回の日記からもう一週間経っている。この一週間と云うもの、風邪がどんどん悪化するばかりで、ふらふらの一週間だった。どうやらピークは今日あたりから過ぎたような気もするが...。とにかく、だるいのもそうだが、鼻で息が出来ないと何一つ集中できないのが辛い。

そんなふらふらの状態の中、先週の金曜にネグラが閉店してしまったため、次のネグラを探すべく、放浪する毎日。とは云うものの、そもそも体がそんな状態のために腰を落ち着けてどうこう、と云うほどの体力も無い。そんな中で、大体一日に2軒から3軒ほど見て回ったりしたのでなおさら疲れ果てる。何が疲れると云って、ロクな台が無い、要するにロクな店が無いと云うこと。お陰でこの一週間は負け越し。いまさらながらネグラの閉店が痛い。あの店とて、今月に入ってからはシメっぱなしという状態ではあったが、それでもアケるときはアケるということでまだ我慢が出来た。ところが、今週主に打った以前通っていた店などは、ケツの穴が小さすぎる。日当1万円台程度でアケたつもり、しかも何が気に入らないと云って時短機のスルーをシメたり、アタッカー周りの釘を落としたり、あまりのセコさにあきれるばかりである。そんなことを云いながらも、とりあえず現金機という選択肢があると云うこと、かと云って他にまともな店があるわけでも無いことで、今日も最初はこの店から。

このところ現金機の打診ばかりしていたので、今日はCR機から打ってみる。客付きがそこだけ良い新台のシマを除いて全シマを見て、一応打てそうな見た目のピカイチ、ゼウス、リミッター付き(とほほ)の海物語を打ってみるが、とても勝負ラインには届きそうも無い。この中では海物語が27回ぐらいで一番マシだが、これとてワープをシメられていた。あと1台チューミーハウスに28回ぐらいの台ならあるが、出玉も削られてそうだし、2.5円換金で喜んで打てる回りでは無い。恐らく新内規機種ではこの辺が天井なのだろう。リミッター付きのゴジラ辺りならもう少し回るだろうが...。

結局は現金機のシマ。実はバトルヒーローブラザーズがちょっとだけアケられていて、このところは最後はこいつを打っていたのだが、とにかく結果が出ない。30回から32回ぐらいの回りでもちょっと当たりが鈍かったり、振り分けがいまいちなだけで結果が出ない。この回りでこれでは...というわけでもう打つつもりは無い。海物語2もまともな台は全てシメられたし、新台の玉の花も高が知れている。結局、わずかながら道釘をアケられた花満伝説SVZを打つ。といきなり1000円で当たってしまった。どれが何回の時短なのだかよくわかっていないが、どうやら50回の時短だったようだ。時短終了後にすぐ当たり。一箱打ち込んで時短無しの当たり。しかし、だんだん回りが怪しくなってきた。最初は30回ちょいぐらいのペースだったが、どうやら28回ぐらいの台のようだ。おまけに例によってスルーが渋くて時短の意味がほとんど無い。こうなるとただのノーマル機を打っているのと同じである。すっかりやる気も失せて、ノマれたところでようやく愛想が尽きた。

憮然としながら店を出たはいいものの、この一週間で見た限り、もう近場にはまともな店が無い。こうなったら面倒でも少しは足を伸ばすしかない。

それでも習慣というか生来の怠けグセと云うのは抜けないもので、少しでも近いところ、と云うことで電車に乗って以前通った店に。確か先週も一度ちょろっと打って、随分渋くなったと思ったのだが。3時ごろに着いてみると、新台の2機種のシマは満席。先週見たマリックのシマで一番まともな台を選んで打ってみる。例によって最初だけ回ってだんだん馬脚を現す、というパターン。よくて26回程度だろう。6000円で捨てて、今度はパーラーデルダス。西陣のゲージなので勝手は知っているので、見た目で30回は届きそうな1台を打ってみる。と、1000円で当たり。カス。持ち玉になって、どれぐらい回るかと見ていたら、すぐに祝の大開放リーチがかかり、これは鉄板だと思ったがやはり当たり。これがラッキーなことに6連チャン。この店はスルーをシメていないのでまだマシである。確変中はボコボコに増える。なんか勝ちを拾ってしまったようなものなのでそのまま逃げて帰りたい気持ちもするが、クオリティを見るために二箱ぐらいは打つべき、と打ってみる。最初の一箱はまずまず27・8回の回りだったが、次の箱に移るなり例によって回りがガタ落ち。当たりもしなかったので二箱打ち込んでヤメ。結局400回ぐらいしか回せない。唖然。しかし、マリックといい、このところ釘ほど回らない台ばかりである。この現象を推測するに、
1.釘読みの精度が落ちている。
2.見た目はきれいでも全体に少し釘を下げ気味にしている。これは高換金率の店によくある。
3.要するに釘ほど回らない、デキワルの台だけ釘が残っている。もしくはネカセが悪い。
ま、普通に考えれば3だろう。考えてみれば当たり前。要するに本気で出す気は無いと云うこと。失望しながら退店。

さて、困った。依然としてまともな店が見つからない。時刻はもう6時。ラーメンを食べながら思案する。終いには手帳に挟んであった地下鉄の路線図とにらめっこして、どこまでなら足を伸ばせるかと考える。この際だから、もう2・3駅ほど先まで行ってみよう。とにかく一度見てみることだ。ラーメンを食べ終わり、ああ面倒くさいなあなどと思いながらホームに着くと発車のベルが鳴っている。走ってみたがちょうど目の前でドアが閉まった。と、その時に反対側に帰る方向の電車が。こりゃ帰れと云うことか...素直に帰る。後はまた明日考えよう。

本日の収支 +8,500

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