a day in my life

「朝三暮四」

春なのに...

99年4月2日(金)

昨日今日と二日続けて3回権利モノのきまぐれパラダイスを打って、二日続けて確率負け。春から縁起でもない...。

朝三暮四という言葉がある。目先の利益よりもその先の大きな利を取れということだが、結局現在の期待値をベースとするパチンコの必勝法はこの論理である。持ち玉になったら打ち切る、期待値がプラスのあいだは止め時など無い、目先の収支にこだわらずひたすら試行数を増やすのだ...。その意味では僕の今日の立ち回りは間違ってはいない。たかだが18回程度の台とはいえ、投資1万円そこそこで持ち玉になってそれを打ち切ったのだから。持ち玉を全て打ち切って席を立つとき、僕はこれでいいのだと自分に言い聞かせ、特にどうとも思わなかった。実際この打ち方で昨年フリーになって以来、月単位では勝ち続けてきたし、あれだけワリを食った12月・1月ともにマイナスにならなかった。

しかし、帰り道を歩きながらほんとにこれでいいのだろうか?という疑問が湧いてきた。昨日ワリを食った分、今日はなんとかなるだろうなどと言うのは自分に都合が良すぎる考えだとは重々わかってはいるが、同様に明日も明後日もワリを食わないと言う保証はないのだ。年明けに急遽本業の収入予定がなくなったと言うアクシデントもあって、ここのところの僕は連日綱渡り状態である。けしてタネ銭うん十万というような余裕を持って打てる身分ではない。千円単位でもプラスを重ねるのと、マイナスを重ねるのでは、財布を覗くと雲泥の差を感じてしまうのだ。こんな迷いを抱くこと自体が素人同然の証でもあるのだが...。朝三暮四とは分かっていても、やっぱり今日2万浮いていた時点でヤメるべきだったかな、などと思ってしまうのだ。貧乏ってイヤね(笑)。

それはともかく、二日続けてまともに当たらんとはどういうことだ!しまいに怒るでしかし。ワイズマンさんの不ヅキが移ったかな...あっ、ゴメン。要するに打っている台のレベルが低すぎるのね...。

本日の収支 −12,000

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